ビジネス情報掲載記事(令和7年2月1日号)-お知らせ
備後の経済情報誌「ビジネス情報 令和7年2月1日号」に載りました。

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(本文)
「運の落とし穴」
2025年、早くも一か月を過ぎました。
2月3日の立春からは、干支が、甲辰(きのえたつ)から乙巳(きのとみ・いっし)の年になります。
昨年、三か月間、仕事の合間に趣味で占いを勉強しました。
2024年の甲(きのえ)とは、種の固い殻を割って新たな芽(新たな時代)が出た状態です。
その芽が今年は、地表に向かって伸びていきます。
しかし伸びようとしても硬い石があるので、右に伸びてぶつかり、左に避けてまたぶつかる右往左往の年となるようです。
巳はヘビ。ヘビは脱皮します。
ヘビの抜け殻は何なのかご存知ですか?
ヘビの抜け殻を財布に入れている方もいらっしゃいますね。
実は、ヘビの長年の垢だそうです。ビックリですね。
これをわれわれ人間に当てはめると、宇宙と地の気はこう言っているようです。
『新しい芽(新しい動き)がまだ見えぬ地中で伸びています。
今年はまだ地表で見えず、地中で右往左往の活動をします。
新しい時代を作る人にとっては、右往左往の1年になりそうです。
ですが、右往左往するから芽が出ないと思ってはいけません。
諦めてはいけません。
そして地の気は脱皮を示しています。
人間で言えば、過去のこだわりを脱ぎ去る時です。
こだわりとは「これだけは絶対に譲れない」と思っていることです。
それは、恨みかも知れません。
過去のちぃっちゃなこだわりに支配される人生なのです。』
過去の乙巳の年を調べてみましたところ、乙巳(いっし)の変がありました。
いわゆる、大化の改新です。蘇我入鹿(そがのいるか)の独裁体制を崩して、律令国家を樹立した事件です。
現在の社会を見てみます。
先日東京に行った時、何かのデモが行われていました。
財務省解体のデモのようです。
ところが、テレビ・新聞では一切報道されていません。
また、タレントの性加害事件でフジテレビが大揺れです。
他のテレビ局も火の粉がかからないように必死のようです。
一気に、メディアによって情報が操作されているという実態が明かにされてきています。
トランプ大統領は、最初の当選の時に常に「フェイク・ニュース」の問題をさかんに訴えていました。
人間の運は、天の気、地の気、人の気に沿った生き方をすると上がって行きます。
これを「道」と言います。
どんな強大な勢力も、天地人の道を外れては運気を下げてしまいます。
日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一は、「経済なき道徳は寝言、道徳なき経済は犯罪」と言っています。
倫理なき利益は凶を積み上げ、運を落としていきます。
人生を幸せにするには吉を積み上げ、運を引き上げることです。
何かの意思決定をする際、自分だけの情報ではなく、他の意見をたくさん聞くことが大切です。
運を落とさないように、意図的に操作された情報を信じて猪突猛進しないことです。
ところで、今年の最強の運の持ち主は「一白水星」の方です。
大願成就の年のようです。