経営学ではなく経営感覚を承継しよう-企業の知恵袋
税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたち みのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組み
その構築が大事です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
その仕組みをつくります
午前中は経営を次世代に
つなぐコンサルティングです
社長さんとご子息の参加で
やっていきます
朝9:30~12:30の
時間帯です
カリキュラムを作成して
そのプロセスを追って
行きます
でも
カリキュラムがあっても
その通りには進みません
まずは
社長さんの想いを軸に
質問をさせていただきます
さすがに社長さんです
会社が置かれている状態と
問題点を把握されています
しかしながら人の思考には
必ず盲点があります
その盲点は
自分でしゃべることにより
気づかれます
繰り返し復唱することで
気づかれることもあります
盲点とは
自分は知らないが他人は
知っていることです
そもそも人は気づけば
自ら変容進化を遂げます
人は案外自分の盲点に
気づかないことが多いです
自分の中では当り前のことが
他人からは「えっなぜなの?」
と思うことが多々あります
その場合には経営パートナーに
思考整理を依頼すると良いでしょう
社長さんとご子息には
現状の聞き取りの後に
収益構造のレクチャーです
収益構造については
売上高・変動費用・限界利益
固定費の順で説明します
会社の製品は2種類あります
1500万円の製品と
600万円の製品です
社長のご質問があります
どちらを販売すればより
収益が稼げるかです
決算書から
製品単体の限界利益
を計算します
あとは各製品の生産性を
わり出せば比較ができます
この時点で
社長さんとご子息の
目が変ります
相当な気づきがあった
ようです
ここは
私の得意分野です
経常利益を算出するまでを
約30分で説明します
目からウロコになります
次に資金ついて説明します
これは約10分程度です
短時間で
儲けの構造と資金の構造を
理解してもらいます
後は
生産性の分析をやります
これは約20分です
原価計算はやりません
ムダな作業です
むかし
年商1000億の会社監査で
実際ににあった話です
原価計算を議論すると
各部門間で共通費用の
割り当てで揉めるのです
さて
生産性は会社の収益DNAです
会社の儲けの核となります
経営承継は難しいですが
コツを押えれば大丈夫です
しかし
経営学は教えられても
経営は教えられないのです
感覚的な部分が大きいからです
ゆえに
いくら経営学を学んでも
会社をつぶすことはあります
経営はゴールのない駅伝です
ゴールに達したと思っても
まだまだその先があります
バトンを持つことは
経営感覚を持つこと
次世代にバトンをつなぐ
より社会に貢献する会社に
なられることをご祈念しています
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます