前置きトークで付加価値増大-企業の知恵袋
税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたち みのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組み
その構築が大事です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
その仕組みをつくります
自社の商品価値を
あげるために
何が必要だろう
と考えて社長様方は
頭をひねられています
飲食店さんは
新作商品に気を取られ
味に一点集中します
婦人服販売業さんは
流行のデザインに
気を取られます
商品に独自性があれば
千客万来なのでしょうか
仮にヒットしても
商品は目に見えます
ヒット商品は間違いなく
真似られてしまいます
そうすると元の木阿弥に
なります
競争優位性があれば
商品に重点をおくことが
グッドな選択です
さて
会社の利益が溢れる場所は
3つあります
商品
顧客
地域です
強者は商品で顧客つくりし
弱者は顧客との関係作りから
顧客をつくります
弱者は面倒くさいことを
やることが
1つの戦略かもしれません
でも
時間とコストを
かけてはいけません
最近参考になったことが
あります
時間もコストもかけずに
顧客との関係を強くし
高単価で売れる方法です
ある婦人服店さんに
業界に不慣れな女性のパート
販売員さんが入社しました
彼女には商品知識がありません
でも
彼女はやる気があり
考えてある工夫をしました
そしてそれを
実行しました
すると
売れたそうです
まったくの
素人さんなのに
高額商品が売れるのです
では
彼女は何を
したのでしょうか
彼女の資質を
見抜いたのは
店長さんでした
売り場は女性の職場です
いろんなプレッシャーで
彼女は辞めようと思った
そうです
店長は彼女を支援することで
今は頑張って
洋服販売をされています
彼女は店長さんのためにも
自分なりに工夫をしたのです
彼女がやったことは
商品の説明ではなく
メーカーのブランディングを
行ったのです
キチンとした会社であること
そして会社の目指すこと
会社の顧客に対する考え方
そんなところを
説明したのです
つまり
前置きトークで会社の
ブランディングです
そもそもこの会社は
価格が高いのです
何もしなければ
顧客は値札を見て
去っていくだけです
しかし前置きトークで
会社のブランディングをし
商品価値を高めたのです
顧客は言います
「それならこれぐらいするよね
安いくらいかもね」
そして試着後に
「品質もデザインも着心地も
いいね。これ貰うわ」
という会話があったそうです
もし
彼女がその話をしなければ
顧客は高いと思い去ります
いちいち説明するのは
面倒くさいかもしれません
でも
面倒くさい事を効率化して
実行すると良いことが起こります
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます