15年目にして聞いたクライアントからの真実の言葉-企業の知恵袋
税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたち みのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組み
その構築が大事です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
その仕組みをつくります
私が会計事務所を
開業するときの話です
将来
どんな事務所にするか
迷っていました
いろいろな人の
意見を聴きました
いろいろな意見が
ありました
法律の穴をかいくぐる
事務所を勧める
方もいました
しかし
私が選んだ道は
恐れのない人生を歩む
ということです
正々堂々とした
事務所運営です
はっきり言いますと
脱税は一切やらない
粉飾決算もやらない
それが
お客様を最大限に守り
伸びる会社作りになります
より良い人生豊かな人生の実現を
支援する会計事務所と決めました
さて
その事務所としての
思い出です
私の独立開業とほぼ同時期に
独立された社長さんが
いらっしゃいます
建設業の方です
当初の
年商は1千万円超の
会社さんです
ともに頑張ろうと
会社経営に頑張って
いきました
困り事の相談によく来られ
厚い信頼関係があると
思っていました
そこへ社長さんから
ある日
電話がありました
かなりのお怒りの電話です
社長さんはいきなり
「あんたなー
えーようにしてくれーや」と
私の頭は
??????????
はてなマークだらけです
ひょっとして
担当者が
何か粗相をしたか?
相手の
怒りに押されて
「何かありましたか?」
「何かがあったかじゃないわい」
「ただえーようにしてくれと
言うとるんじゃ」
「何をえーがにすればいいですか?」
「わかっとろーが」
「すみません
何をえーようにしますか?」
「わしは支払いが多いんじゃ
分かれ―やー」
それでも
何かわかりません
とにかく
怒りを鎮めてもらうために
翌日
お饅頭を買って
謝りに行きました
それはそれで
終わりました
何が問題か分からまま
それから10年後に
会社を大きくしようとしたが
どうにもならない状態になり
経営を手伝ってくれとの
依頼がありました
それから5年ほど
お手伝いしました
年商は
独立当初の
20倍になりました
お客様も安定して
日々増えていき
工事依頼も手が回らないほど
いただけるようになりました
社員さんにも
特別賞与を出して
皆さん大喜びです
経営支援を行って5年目の
経営方針発表会終了後の話です
懇親会の場で社長さんの話です
あの日の怒りの電話の
話をしてくれました
いきなり怒鳴られて
びっくりした日の真相です
あれはのー
わしが現場に出たらのー
よその社長から言われるんよ
お前アホか
何でそがいに税金払うとるん
バカと違うか
社長さんは
いたたまれない気持ちに
なりました
現場でよその社長さんが
わしの税理士はええように
してくれるでー
税金なしに
してくれるんじゃー
あんたの税理士
おかしいんと違うか?
とまで言われたそうです
そこで怒りの電話を
かけたとのことです
そのときには
おおたち会計をやめようと
思って電話したそうです
なるほど
そういうことか
社長様には
いろんなお誘いが
あるものです
それから
社長さんは
おっしゃいました
じゃけど
わしは
おおだっさんを信じてきて
ほんまに良かったと
おもーとるんよ
ほんまでー
立ち行かんように
なったんを
立て直してもろうて
じゃけど
そのときの仲間はのー
みんな業界から
おらんように
なってしもうたんよ
みんな
つぶれてしもうたんよ
ほんま有難うな
この言葉をいただいて
私はとても嬉しかったです
それと同時に日夜そんな誘いが
社長様に来ていることも
理解しました
そんな中でも
おおたち会計を支持してくれる
お客様に感謝します
その会社のコンサルを
担当した社員さんにも
感謝しています
自分の強みは何かを
考えているときに
思い出した話です
最後までお読みいただき
ありがとうございます