先に言えば顧客満足、後から言えば言い訳-企業の知恵袋
税理士・社労士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたち みのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組み
その構築が大事です
ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
自社の商品価値を
あげるために
何が必要でしょう
社長様方は
頭をひねります
ある社長様は
無料の労務サービスを
つけます
あるモータース屋さんは
自動車引き取り無料
修理後の無料洗車
ある家具屋さんは
運送費無料
自社を選んでいただくために
いろいろサービスを付加します
でも
こう考えたらいかがでしょうか?
本当に
それをやらなければ
お客は来ないのか?
私が思うに
超満員状態の時のサービスを
暇な時に行うべきでは?
暇なときに
少しでも評判を上げ
紹介をもらおうと
過剰サービスをすると
お客様に
それが標準のサービスと
勘違いをさせます
次に来た時に
期待していたサービスがないと
お客様はガッカリします
社長さんが
あれは暇だったから
特別サービスと思っても
お客様はそうは思いません
昔々ある場所に開業したての
散髪屋さんがありました
初めてのお客様に
気に入ってもらいたい
お客様を紹介してもらいたいと思い
感動レベルで
喜んでもらおうと
無料パーマを実施しました
次に来た時も無料パーマを
実施しました
3回目にも無料パーマを
実施しました
4回目あたりで
店が忙しくなりました
散髪屋さんは
無料パーマはもういいかと考えて
実施しませんでした
この後
お客様ともめたのは
ご察しのとおりです
お客様に好かれたい
一心でやったことが
揉め事になりました
男は黙ってサッポロ―ビール方式
でやると
ろくなことがありません
もしも前置きトークが
あったならどうでしょうか?
お客さん
男前ですね
さらに男前にするために
本当は有料なんですけど
今回だけ
無料でパーマしてみませんか?
きっとほれぼれする
男前になりますよ
今回だけですが
いかがですか?
そんな
前置きトークがあったら
もめないかもしれませんね
もめることにより
一人お客様を失うかもしれません
なんでパーマしてくれんの?
おかしくない?
と言われると
これはもはやクレームです
それに対しての説明は
もはや言い訳になります
男は黙って
サッポロビール方式は
危ないです
必ず
前置きトークを
実施しましょう
不利なことほど
先に説明をすると
お客様は安心です
そして
先に店に不利なことを言うと
なんと正直なお店だなぁー
ちゃんとお客に先に説明する
何と親切な店だと
思われるかもしれませんね
私のコンサル契約でも
やることやらないことを
前置き説明します
とは言え昔の私も
過剰サービスに
いそしんでいました
経験上
過剰サービスのお客様から
ご紹介いただいたお客様は
やはり
過剰サービスを要求されます
正直なサービスが大事です
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます