相手の立場に立つってどうやればいいの?-企業の知恵袋
税理士・社労士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたち みのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組み
その構築が大事です
ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
今日はズームでの
コンサルです
今回の
クライアントさんは
お饅頭屋さんです
1年前に無料相談で
経営助言をしていました
半年前に実行を
確認しますと
何もされていないとのことです
そこで秘策を提案しました
それから2か月後に
確認しますと
実行されたとのこと
どうでしたか?
社長さんのご返事は
うーんよくわかりません
良くなったとは
思うのですが
実はこの会社は
毎月試算表を
作成していません
そうかそりゃそうだ
分かりませんよね
でも
経営はそれでは
すみません
実際に集計すると
前年比120%の売上増です
もう少しいくかなと
思っていましたが
まずまずです
今後の会社のビジョンを
決めています
3年後に
3倍の売上です
今日の社長さんの
ご報告ではこの5月が
史上最高の売上に
なられたそうです
次月には
月商150%増には
なりそうな気配です
今後の見通しも良さそうなので
安心しました
それとは別に追加のご相談が
ありました
社長さんは冷蔵庫の
新規設備投資と
看板への設備投資を
考えられていました
さすがに
お金ができると
投資意欲が向上します
ちなみに今なぜ
看板への投資なのかを
お聞きしました
えっ?
先生が言われたからです
では
誰に見せますか?
社長さんは道行く人に
見せます
誰ですか?
人です
OK
人は人でも誰にですか?
私以外です
OK
地元の人ですか?
いいえ
観光客ですか?
そうです
なるほど
観光客はどこに
いますか?
えっ?
OK
では
社長さんは看板に
何を書きますか?
普通の
饅頭屋の看板です
それで
観光客は
来店いただけますか?
来ると思います
なるほど
では
社長さん観光客の気持ちに
なってみてください
目の前の
お土産センターの
観光客ですよ
お土産センターには
あらゆるお土産品が
ありますよね
はいほとんど
あります
もし社長さんが観光客なら
お土産センターから
50m離れた
饅頭屋さんの看板を見て
それも小さなお饅頭屋さんに
行きますか?
うーん
行きません
どんな看板だったら
わざわざ
お店に寄りますか?
うーん観光客に
なりきれません
なるほど
では顧客気分で
石川県に行ってみましょう
社長さんが
石川県の加賀谷さん
に行ったとします
旅館の中には
お土産品が十分揃っています
その状態で社長さんは
外の店に行きますか?
いいえ
行きません
でも
加賀屋さんに
置いてないお饅頭で
“石川県の隠れた名物”
と看板にあったら
社長さん行きますか?
絶対に行きます
なるほど
では社長さんのお饅頭は
お土産センターに置いていますか?
あっ
分かりました
調査も必要ですが
まず自分が顧客だったら
どう感じるだろうか?
自分を相手の立場に
置き換えて考えることが
大事です
そのためには
普段から
自分の感じている感情を
言語化できると
最高です
あくまでも
自分の心の感受性が
相手の気持ちを測る
センサーになります
でも
この感じる力は
極度に
数字に固執して
執着しすぎると
ボーっとして
鈍感になります
自分のセンサー
がバカになります
自分の感じる力が弱くなると
人の気持ちが分からなくなります
相手の立場になっても
センサーがバカになっていると
相手の気持ちを感じることが
できないのです
世の中は感情で動いています
感性を研ぎ澄ます
必要があります
自分のセンサーで顧客の喜びを
感じる必要があります
自社の付加価値は
顧客がどこまで支払っても
喜びを感じていただけるかです
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます