分かれば分かるほど一人ぼっちになる-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
知識は重層的である
何かと言いますと
まず基礎的な考え方の上にさらに
考え方というのは積み重なります
その積み重なった考え方の上に更
に応用の考え方が乗ります
あくまでも基本に基づいた考え方
であっても応用の話をすると人は
「はぁ?あなた何言っているの?」
となっちゃいます
今年1月から勉強している人間学も
簡単な基礎から重層的に勉強して
いきました
そうすると
世の中の現象というものがスッキリ
と理解できて見えてきます
いきなり
そこから話をすると全然通じないと
いう現象が起きます
その上
人はそこまで勉強して習うという気
はありません
そうなると
まるで占い師のような状態になって
しまいます
儒教で有名な孔子さんは論語という
本を書き現しました
ところで
「論語」は何を書いているのか?
私は今までは立派な人間になるため
の書であると思っていました
だから
別に立派な人になりたくなければ
意味ないと思っていました
孔子は
易経をまとめてその考え方を論語に
したとあります
易経は人が人生で幸せになるための
マニュアルのようなものです
人生の中で生じるほとんどの現象での
考え方を示しています
つまり論語の本質は
自分が幸せになるための本なのです
決して
立派な人間になるための教科書では
なくて自分の幸せを実現する書なの
です
その結果として
立派な人間になるのです
私の考え方の
順番が逆なのでした
論語から外れると良い人生・ツキのある
人生にならなくなるのです
いわば
論語は人生にツキを呼ぶ書物です
決して
教科書的な生き方の本ではありません
それが
最近やっと分かった事です
20年ほど前に
ツキについて研究したことがあります
それは
心理学で潜在意識に良いものを引き寄
せる技術のようなものでした
はっきり言いますと
瞑想とか心理学になると面倒くさくて
ヤル気がなくなってきます
なぜかしら
面倒くさくなるのです
論語も
道徳の教科書を読んでいるようで眠た
くなるのです
ところが
ここに書いてある事は全てツキを呼ぶ
方法だと考えると
なぜかヤル気が起きてきます
やはり
人に奉仕せよと言われてもなかなか
そうなれないのが人間ですよね
ところが
それは全て自分のツキを良くする
ことだと知るとヤル気が出てきます
よね
そこまで理解して
論語を他人に語り出すとどうなるか
何を聖者ぶったことを言うか!
と思う人が多いかもしれません
分かれば分かるほど人生は楽しく
なるのですが・・・・・・・
人生って難しいですね
良い事を何としてでも他人に
伝えようとすればするほど人が
面倒くさがるのです
でも
それにも論語は答えを書いてくれて
います
やはり人生は
死ぬまで勉強ですね
最後までお読みいただき
誠にありがとうございます。