明日は何が起こるか2024.07.04-企業の知恵袋

福山市の税理士・社会保険労務士

ビジョン実現パートナーの

大立稔（おおたちみのる）です

今日はある会社に訪問しました

この訪問の趣旨は

実は税務署が絶対にやっていは

いけない事をやっていた事件の

関係で訪問しました

税務調査で

調査担当が絶対にやってはいけない

ことをやっていたのですね

社長から報告がありました

「先生こんな事があって良いのですか」

何がありましたか？

いや

いきなりこんなものが税務署から送られ

てきました

えーっ

それはあり得ないですね

午後5時15分前です

税務署が閉まる寸前で電話をしました

調査担当者に

「何でこんな事をしたのですか？」

と質問をしました

「えーそれはこういう状況で税法上

ああなってこうなって」と言われ話

にならないので上司の統括に代わって

もらいました

〇〇統括これどういうことでしょうか

おかしくないですか？

統括は

えっ何の話ですか？担当の話と全然

違うのですが

結局

調査担当官が独断で物事をやって

会社に不利な処分をしようとして

いたのです

完全な信義則違反です

多くのやり取りはあったのですが

とどのつまりは税務署側のミスで

あることを認めてもらいました

ついては

会社へ赴いて謝罪をしていただく

こととなったのです

統括は

担当者を連れて来ました

担当者は真っ青な顔をして事の重大

さに気づいているようではありました

お客様は

ここまで税務署に抗議をして対応し

てくれたことに喜んでおられました

でも

これが税理士の当たり前の仕事なのです

税理士を34年現場でやっていますと

税務調査はいとも簡単に処理できます

そして

税務署が結構の割合でやってはいけない

ことをやる事は多いです

納税者の権利を守るのは税理士しかいない

のです

だから

日頃からキチンと帳簿をつけて税務署の

横暴にものを申す事ができる体制が必要

になってきます

その横暴はキチンと抗議して正さなけれ

ば税理士がいる意味が無くなります

横暴な調査担当官は背中を丸めて挨拶

もロクに出来ず帰って行きました

しかし

こういう事って意外と多いのですよ

その度に

私は必ず抗議を徹底して行ないます

だって

それが税理士の仕事ですから

中には

税務署からいらぬ嫌疑をかけられて

調査調査を繰り返してその嫌疑を

逆転させたと自慢する人もいます

しかし

日頃からキチンと帳簿指導をして

いればそんな事態はまず起こりません

いらぬ嫌疑をかけられること自体が普段

から仕事をしていないという証拠です

いらぬ嫌疑をかけられないようにするのが

税理士の仕事なのです

本末転倒です

34年も税理士をやっていると簡単に解決

できる税務調査であくせく苦労する事は

なくなりました

要は普段からキチンとした仕事をしている

事が最大のサービスになるのです

毎月顧問料をもらっていていきなり大きな

問題が起こること自体が考えにくいのです

頭が良い・顔が良い・スタイルが良い・人気

がある・知識があるだけでは税理士は務まら

ないのです

帳簿の中味を精査せずに仕事はできません

いい加減な会計監査では明日に何が起こる

かは分からないのです

最後までお読みいただき

誠にありがとうございます。