本当の自信-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
田坂広志さんシリーズで本を読んで
います
現在は資本主義経済の中での自由競争
が社会の前提になっています
競争は凶相につながります
つまり相手に勝つことが目的になって
きます
競争に勝つ方法としてよくあるのは
ライバルの悪口を言う
自分の商品を実力以上に見せる
ライバルの妨害をする
しかし
もう一つ競い合う方法があります
切磋琢磨です
お互いに自らを高め合う闘いです
競争の根本思想は競争に勝つことにより
自己承認を満足させることです
競争に勝ち続けなければその満足を維持
することはできません
この根本の思想は自己の「欠乏感」から
生まれて来ます
いつも自分に何かが足りないという不足
感から生じてきます
この欠乏欲求はいくら満たしても幸せには
なれないそうです
しかし切磋琢磨は自己を成長させるものです
これは
幸せになれるそうです
競争に勝った時に自信ができると思われて
いませんか?
心の奥の劣等感とその反対の傲慢さを
自信のあるなしと勘違いしているかも
しれません
それは
すぐれた人間に対する羨望や嫉妬という
マイナスの精神状態といえます
そのマイナスの精神状態は自らの精神の
成長と成熟を妨げてしまいます
切磋琢磨は自らを高めて成長しますから
困難を乗り越えて自らの精神を成長させ
て揺るぎない自信を作って行きます
競争で勝って感じるのは優越感です
確かな自信ではありません
しかし競争であっても自分を高める
ために行なうものは切磋琢磨になります
相手の潰し合いの競争はよくありませんね
自分の精神を高めるということが本当の
自信になります
後までお読みいただき
誠にありがとうございます。