慌てるな人は育つ2024.06.20-企業の知恵袋

福山市の税理士・社会保険労務士

ビジョン実現パートナーの

大立稔（おおたちみのる）です

慌てる乞食はもらいが少ない

昔からそんな言葉があります

人から恵んでもらう乞食が他の人

を出し抜いて自分のもらいを多く

しようと思っても結局はもらいが

少なくなることです

これは

人材育成にピッタリとハマります

もし

自分が他者を出し抜いて人材育成

のスピードを上げようとしても結局

新人は辞めていきます

そして

また新たに人を入れると０からの教育

になってしまいます

慌てずに社員を信じて待つしかありません

どれくらい待てば良いか？

それは分かりません

昔は３年で１人前なればと思っていました

しかし今はそううまくはいきません

今思うのは最低５年かなと感じます

しかし

放っておいて伸びるものではありま

せん

新しく入社して

一人前になるには育てる力が必要です

繰り返し繰り返し何回も何回も教える

そんな忍耐強い人材がいないと人は育

成できません

それに加えて育む環境が必要になり

一筋縄ではいきません

最後に

もう一つ絶対的な要素があります

本人に育とうとする力があるかと

いうことです

育つ気がさらさら無い人間にいくら

教えようとしてもどだい無理な話に

なります

いくら

人事評価で「これで人財が育ちます」

というのはあり得ません

「嘘こけ」と言いたいのです

人事評価システムを入れたら人が育つ

ならそこの会社も人財の宝庫です

よくも

まぁいけしゃあしゃあと言えたもんです

世の中の混乱の元凶です

人事評価システムだけで組織の問題が

片付くのなら世の中でマネジメントは

不要になります

マネジメントがうまくできてから人事を

システムかするのは分かります

昔

コンピュータ化すれば経理がスムーズに

行くという触れ込みでパソコンを売った

業者もいます

そもそも

経理がグチャグチャな状態でパソコン

を導入して自動的に効率化するという

のは不可能な話でした

パソコンを入れたら経理が便利になる

という大嘘はそのうち相手にされなく

なりました

人として嘘だけはだめですよね

技術を教えることは大事です

しかし

それ以上に考え方を教える必要が

あります

技術は

徐々に難しい仕事を渡せば伸びて

きます

多くの社長様は

技術と知識さえつけば一人前になる

と思われています

鉄は熱いうちに打たなければいけません

それは

技術ではなく考え方なのです

考えた方しっかりすれば技術や知識は

加速してついてきます

最初に人間性を鍛える必要があります

最後までお読みいただき

誠にありがとうございます。