原理・原則で見えないものが見える-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
63歳にもなると
若い頃の考えから知識・経験が
積み重なり見えないものが見え
るようになります
若い頃には本当に幼稚な考えしか
なかったように思えます
これが
亀の甲より年の功なのでしょう
何か良いものを勉強した時に
必ず思うことがあります
それは
あ~もう十年早く知っていれば
な~と思います
そうです
若い頃は本当にアホなのです
自分の経験です
しかしい
若い頃の自分は絶対に自分が
正しいという信念めいたもの
が頑としてありました
それは
心の安定にはつながりますが
自分の思考の成長の邪魔をする
ことになるのですよね
それならと
とにかく人と議論をしようという
自分がいます
議論をして自分が納得したら考え
を修正しようという試みです
ところが
人はどうでも良い事で争う事を
嫌います
当り前ですよね
何かというと議論を吹っ掛けて
くる兄ちゃんは面倒臭いですよ
ハッキリ言ってどっか行けと
なりそうです
そうかと言って
本に頼るとアメリカの啓発本が
多く発行されています
心理学が多いですね
何かと言うと
心理学を利用して悪さをしようと
する輩が増えたように思います
そうかと言って
日本古来の哲学を学ぼうとしたら
漢文めいてかなり難しいのです
アメリカ・ヨーロッパの学問では
既に西洋哲学が破綻して科学を
リード出来なくなっています。
ところが
日本では西洋の哲学や心理学を
これから勉強しようと張り切って
います
そして
既にアメリカ・ヨーロッパでは
科学をリードする学問として易
を必須科目にしているそうです
ところが
日本では未だに”怪しい”という
言葉で蔑(さげす)んでいます
本当に
日本は正しい情報が流れている
のでしょか
決してそうではないと感じます
宗教と言うと日本では怪しいー
となります
ところが
アメリカはバリバリの宗教国に
なります
自分の心の中に確固としたもの
アイデンティティがないと人間
は心が弱くなります
易経を含む四書五経は明治時代
まで良く勉強されていました
これらは
人生を立派に生き抜くための勉強
です
ところが
現代は国語・数学・理科・社会が
中心となる学問という風になって
しまっています
これらで
いくら良い点を取っても生きる力
とはかけ離れています
若い時代の9年間は偉大な9年間
なのです
それが
国語と算数を除いてほとんど人生
の中で使われません
本当に
国は国民を育てようとしているの
だろうか
疑問が残るところです
人生で本当に知りたい事は社会
に出て自分で見つけなければ
なりません
お金が先か志が先か
志を実現するためにお金は必要
なのです
美女をはべらすハーレムを作る
ために志を餌にして従業員を働
かすのではありません
二宮金次郎は日本古来の考え方で
偉大な功績を残しました
二宮尊徳
つまり徳を尊ぶ考え方です
ところが
今の日本人は損得で考える
人がほとんどです
多くの偉大な経営者がそうです
松下幸之助・稲盛和夫など
尊敬できる経営者は日本古来の
考え方を採用しています
この考え方を哲学として分けると
西洋哲学と東洋哲学に分けられます
西洋哲学は科学をリードできない
今は西洋の科学は東洋哲学が
リードしています
もう舶来品の時代ではないです
東洋哲学で物事を考える時代に
なってきたのではないでしょうか
最後までお読みいただき
誠にありがとうございます。