社内の人間関係2024.05.19-企業の知恵袋

福山市の税理士・社会保険労務士

ビジョン実現パートナーの

大立稔（おおたちみのる）です

依然として

会社からの相談は会社の人間

関係の話が多いです

何故もめるのでしょうか

圧倒的に多い

会社の人間関係の問題は経営者と

社員の対立関係のように見えます

対立の要因はいくつもあります

大きな要因を挙げるとすれば経営者

と社員の立場の違いによる対立と

言えます

いくつか主なものをお伝えします

①会社から見ると人は経営目的を

達成する手段である事

②従業員から見ると会社は自分の人生

・家庭を守るための収入を得る手段で

あるという事

ここで

既に経営者と従業員の立場は大きく

すれ違っています

お互いに

なかなか理解し合えない状況が生じて

いるのです

この時点では

従業員は居酒屋で上司の批判をして

憂さ晴らしをしているかもしれません

つまり

表面だっては問題なく組織は運営さ

れているっぽい状態です

しかし

内実は指示・命令で動いてはいません

生産効率は良くありません

こういった状況で社長様が

他人から聞きかじった事をあれやれこれ

やれと言い放つとします

その後のフォローもなにもなし

そして

あなたはその部署の専門だからそれだけ

言えば分かるだろう

これで

会社内は簡単に混乱してしまいます

そんな中で

失敗すれば叱られます

何も教えられずに失敗して

上司に叱られた従業員がはりきって

仕事をやろうと思うだろうか

たちまち

水面下でトップの経営者反対派のグルー

プの存在ができあがります

社長さんの

会社の従業員さんは元気がなくなって

顔が暗くなっていないでしょうか

このような事情の中で

社長が自分の個人の利益を追求したら

社内はどうなるでしょうか

あるいは

公職・名誉職に走り回ると従業員は

どう思うでしょうか

社長は代表取締役という法律上の

権限を持っておられます

そして

その権力だけで人を動かそうとする

社長がいるとします

もし社長が権力を振るって威張ってい

たとしたらあなたはこの会社の従業員

になりたいでしょうか？

代表取締役というのは会社全般業務の

取り締まりをすると同時にもう一つの

役目があります

反対に従業員から取り締まられるという

役目があるとお気づきでしょうか

社長の目は２つしかありません

従業員が１０人いたら２０の目が社長

の一挙手一投足を取り締まっているの

です

そして

居酒屋の会議で情報共有されているの

ではないでしょうか

さて

問題はこれだけではありません

会社内の役割分担ができているかどうか

です

会社の役割分担ができていないことに

よる社内の揉め事もあります

これは

私の仕事じゃない

これは

社長の仕事でしょ

実はこの役割分担を決めるについて

かなり難しい問題があります

これは

勉強しないと分かりません

親方・手伝いの関係から会社の

業績を上げるためにどのように

役割決めをする必要があるか

もう一度言います

会社の業績を上げるためです

揉め事が起きないようにでは

ありません

会社の目的を達成するためには

業績が必要になるのです

この役割分担は勉強が必要です

勉強不足だと問題は一向に解決

しません

とどのつまり

社長の戦略知識不足が最大の

原因になりそうです

最後までお読みいただき

誠にありがとうございます。