思考のクセ-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
ある社長からの質問です
お客様に
バースデイカードを出すのに
各拠点の販売員さんが2枚しか
リストを出さないのです
それで
社長はどうされたいですか?
これから
お客様の生年月日を取るように
したいと思っています
なるほど
社長さん事実は確認しましたか?
販売員は名簿はあっても誕生日を
聞いていないと言っています
社長さん
僕の質問は覚えていますか?
先生は
販売員のいう事は信用するなという
ことでよろしいですか?
それは
誰が言ったのですか?
私は一言も言っていませんよ
今の言い方は
そういうことじゃないのですか?
社長
私の質問を覚えていますか?
だから
先生の言いたいことは何かを考えて
いるのですが?
社長
私は何も言っていませんよ
ただ事実確認したかどうかです
そうやって
販売員を調査するわけですか?
誰が
そう言ったのですか?
私は事実確認をしたかどうかを
お聞きしているだけなんですよ
何かアクションを起こすときに
それは第2次情報で動いているか
第1次情報で動いているかだけです
何かアクションを起こすときには
必ず第1次情報で動いて欲しいだけ
の話です
販売員を信用するなとか
嘘を言った販売員を懲らしめる
とかは関係ありません
それで
社長いったい事実は確認されたの
でしょうか
先生の言う
確認は行なっていません
問題の本質を見る事が大事です
問題の本質が解決するための答え
になりますから
事実確認をお願いします
あやふやな前提の上に仮説は成り
立たないのです
それは
仮説ではなく単なる妄想です
妄想で経営をやると必ず潰れます
販売員さんを信用しているかどうか
の問題ではありません
あくまで
成果を上げるために何をすれば良いか
を導き出すだけです
この問答で
3時間過ぎ去ったらあなたはどう思い
ますか?
最後までお読みいただき
誠にありがとうございます。