清濁併せ呑む（せいだくあわせのむ）ことの大事さ2024.04.16-企業の知恵袋

福山市の税理士・社会保険労務士

ビジョン実現パートナーの

大立稔（おおたちみのる）です

「清濁併せ呑む」

この言葉の意味は解かります

清らかなものも汚いものも両方

受け入れるという意味です

しかし

西洋の二元論からいくと清らか

なものと汚いものは別々なもの

と思っていました

二元論の発想からいくと

とても腹落ちしない言葉になる

のです

しかし

人間は清らかな部分も汚い部分も

両方併せ持っています

清らかな人間は清らかなだけでは

ありません

西洋の考え方には悪説と性善説が

あります

しかし

東洋哲学で考えると1人の人間に

清らかな部分と汚い部分が共存

しています

どちらも同じ人間が持っています

ですから

一人の人間を受け入れるという事

は両方を受け入れるいうことです

世の中

きれいごとだけでは済まないと

いうことですね

自分は清い人間でいようとする事

は大事なことです

泥の中から綺麗な純白の蓮華の花が

咲きます

清らかな水からは咲きません

しかし

汚れた実社会の中から綺麗な花を

咲かせることが大事です

これは

ビジネスの損得の問題ではなく

人の魅力の問題です

人間の器量の問題です

どれだけ人を幸せにする腹が

決まっているかです

清濁併せのむ

自分の器量の狭さに気づきます

なるほど

そういうことか！

この言葉の意味が

最近腹落ちしました

清濁併せ呑むいい言葉です

これが本当に

相手を受け入れるということに

なります

素晴らしい能力がずば抜けてい

るという事は悪い部分もやはり

ずば抜けているということです

これが

清濁併せのむということです

ずば抜けた能力の持ち主を活用

するコツになります

最終の成果を得たければ

損を覚悟で向き合わなければいけ

ません

これも

清濁併せのむということになり

そうです

損して得とれ

得して得を取ろうとすると何も

手に入りません

虎穴に入らずんば虎児を得ず

虎の児を得ようと思えば親虎が

いるかもしれない洞窟に入らな

けれいけません

大きな成果には大きなリスクが

あります

中くらいの成果には中くらいの

リスクがあります

リスクがゼロであれば成果もゼロ

になります

ビジネスの根本中の根本が述べら

れているように思います

しかし清濁併せのむ場合には

あらかじめ相手の清濁を知って

おくことが重要です

ここに

人間理解ということがとても大切

なものとなってきそうです

最後までお読みいただき

誠にありがとうございます。