お問い合せ
他人を変えずに、自分はどう変われば良いのか-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔（おおたちみのる）です
他人と過去は変えられないが
未来と自分は変えられる
これはよく聞くフレーズです
よく理解できます
がしかし
具体的にどうすれば良いのか
よく分かりません
具体的な行動に繋がりません
だから
どうすれば良いのでしょうか
他人を思うように動かすことは
できません
やろうとすればするほどストレス
が溜まります
でも
他人を変えないようにするのは
できそうですね
それにしても
自分を変えればいいといいます
どのように変えればいいのかが
分かりません
そこで
最近勉強した仏教の盂蘭盆経の
話をしてみたいと思います
釈迦の弟子に
神通力第一の弟子目連（もくれん）
という方がいました
目連は
超能力者で念力・透視などの超能力
があります
超能力をここでは霊感と言います
釈迦は目連に対して霊感は仏教
ではない
仏教で霊感は絶対に使っては
ならないと教えていました
しかし
目連は釈迦の言うことを聞かない
のです
ある日
目連は亡くなった母親があの世で
どうなっているか霊感で見ました
母親は
地獄で責めを受けていました
とても苦しんでいました
目連は母親に冷たい水を霊感で送
りました
しかし
冷たい水は煮えたぎった状態で
飲むことはできません
何をしても
母親を救うことはできません
目連は
母親を救うにはどうしたら良いか
を釈迦に相談しました
釈迦は言いました
霊感で人を救うことはできない
釈迦は３つのことを教えます
①霊感では人は救えない
②人の心に意識を持つ
③人は自分自身でしか救えない
そして
母親を救う方法を3つ示します
上品 相手に教えを説かせる
中品 相手に教えること
下品 相手にものを施す
地獄の母にどれもできるもの
ではありません
そして釈迦は目連に言います
相手を良くするのではなく自分が
相手から何を学ぶかが大切だ
そうすると
母親が母親自身の姿を通してあなた
に学びをもたらしたことになる
つまり
地獄の母親はあなたを成長させる
ために教えを説いたことになる
それが母親が救われる唯一の方法
であると教えます
目連は今までの自分が間違って
いたことに気づき釈迦のもとで
真剣に修行することに気づきます
その後
目連があの世の母親を見に行くと
母親は天国にいました
目連は驚きます
目連は母親に聞きます
いつ幸せになったのですか？
母親は
お前からの功徳でいっぺんに
幸せになったと答えたそうです
こいつは根性をよくしてやろう
あいつはここを良くしてやろう
あいつはここだ駄目だと目連は
考えていました
相手を見てそこから自分が学んで
さらなる成長をすることが相手を
救うことである
相手を変えるのではなく相手を
見て自分が変わることが相手の
行動が人を救うことになる
そして
その功徳をで相手は救われると
いうことです
相手から
学びを得て自らが成長するその
功徳を相手にもたらす
それが
相手が救われる道なのである
晴天の霹靂
相手に功徳をもたらせて救う
他人と過去は変えれないが
未来と自分は変えられる
相手を見て自分が成長すること
で相手が功徳を受けて変わる
私流の解釈では
自分が模範となって成長する
それが自分を変えることだと
やっぱり
晴天の霹靂
明日から挑戦したいと思います
忘れないように
模範・模範・模範・模範・模範
最後までお読みいただき
誠にありがとうございます。