何かのついでは、はた迷惑なだけ?-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
お客様の経営数字を管理して
いますと突然に異常な数値が
現れていました
月の数日の出足で1か月の売上が
読めることもあります
ですから
経営数値は月に1回では間に合わ
ないものもあります
しかし
毎月顧問料を払いながら年一度
の決算書でしか数字が見れない
という方も多くいらっしゃいます
ですので
数字を管理する簡単な仕組みを
作るのはとても大事です
その数字が異常であるかどうか
を判断するには前年・前前年を
比較すると分かり易いです
複数店舗あるとさらに分かり易く
なります
前年通りにならない異常値もある
のですが本当の異常値は目標との
差額にあります
その差額を埋めるために何をするか
が経営では大事になります
中小企業の7割が赤字というのです
から納得できます
数字を見ないで運営するという事は
点数をつけずにボーリングをやって
いるようなものです
しかし
これが多くの会社では案外やられて
いません
理由のひとつは
日常の仕事でバタバタしていると
いうことです
業績管理は経営の王道です
不足の発生は情報の宝です
そこから会社がすべきことが見えて
くるのです
自分が何をしたらいいか分からない
と迷われている経営者にはピッタリ
の解決法です
自社が生きていくために必要な数字
将来発展していくために必要な数字
借金を返していくために必要な数字
あなたは
理解しているだろうか
現実と必要な数字の差額を埋めていく
必要があります
おそらく
30%異常の差額は戦略レベルでの
変革が必要です
10%であれば戦術レベルでの対策
が必要になります
5%であれば戦闘レベルでの対策
が必要になります
戦略レベルでの変革は社長以外が
決定することはできません
また戦術レベルの意思決定でも
社長の許可が必要なこともあります
ですから
経営会議はかなり重要になります
経営会議をやらないということは
そもそも戦略がないということに
なります
しかし
通常の業務会議に強引に経営会議
を持ち込むことはできません
そもそも
会議はその生産性を高くしなければ
なりません
会議の目的をキチンと決めて議題から
それないようにする必要があります
業績をあげるためには業績向上の目的
を持つ必要があります
まずは確実な情報を収集することです
確実な情報がないのであれば意思決定
を繰り延べる必要があります
きっとこうだろうという思い込み
で大切な経営資源を動かすことは
できません
意思決定するときには行動計画を立
てる必要があります
行動計画のない意思決定は何も
成しえることができません
成果は行動によって生まれます
いろいろお話ししましたが要は
業績をあげるためには業績を上
げるための会議をすることです
何かのついでにやるべきことでは
ありません
それは
最優先して行なうことが必要
になります
無理やりにでもスケジュールに
入れる必要があります
社長は必ず参加する必要があります
スケジュールの中に一番先に入れる
ものが経営会議なのです
全く別の会議で丁度メンバーがいる
からついでにやるものではありません
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます