精神エネルギーの使いどころ-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
われわれは仕事をするときに
意識を集中しています
この集中力を維持するためには
気力が必要です
気力が続かなければ仕事に身が
入りません
長時間・意識を集中すると
大変に疲れます
そして首が凝り・肩が凝り・
背中が凝ります
私は
63歳になりましたがこらえ性が
弱くなっているように思います
やはり
仕事をするには体力が必要です
私は
集中力を維持するには精神エネル
ギーを必要とします
長時間集中していると頭がふらふら
になります
精神エネルギーが枯渇しています
精神エネルギーは無限ではありませn
有限なのです
だから
休憩をとって復活させながら使う
必要があります
では
この有限の精神エネルギーはどん
な時に多く使うでしょうか
精神エネルギーの消耗が大きいのは
何と言っても人と会っているときです
ただ普通に話していると思っても
実は相当な集中力を必要とします
まだ私が
駆け出しの頃に社長様方とお会い
することがあります
お会いした後にに書類関係の仕事
をしようしても力が入らないのです
外に出て帰ってデスクワークをしよ
うとしても体が動かないのです
仕事に身が入らないのです
最初は
人に会うときに使う脳と書類を
かたづける脳は違うから切替え
難しんだと考えていました
最近は
人と面談することが自体が精神
エネルギーを大きく消耗する事
だと理解しています
いわゆる
気を使いすぎたりしているので
しょうね
ですから
精神エネルギーの仕事への配分を
真剣に考えることが大事です
精神エネルギーは朝起きてまだ
脳みそが新鮮な状態のときに大事
な案件をかたづけると効果的です
大事な案件を朝のうちに済ませると
心がほっとリラックスします
(何かと面倒くさい仕事は後にした
くなるのが人情ですが)
心がリラックスると次の仕事に
意欲が出てきます
同じく朝は
社員さんの頭も新鮮な状態です
そこで
朝に会議をすることにしています
お互いに新鮮な頭の状態で会議する
ことは非常に有意義です
自分一人でやらなくても
分担することで非常に楽になります
難しいことは役割分担で仕事を
減らして考えることができます
役割を分担すると
思考の生産性がよくなります
これが将来の幹部を育てることにも
つながりますよね
それともう一つあります
全体の組合せや影響を考える時
には一つ一つの細かい事は切り捨
ててポイントだけに絞ることです
一つ一つの個を詳細にやり過ぎると
精神エネルギーを使いすぎて全体バ
ランスまでエネルギーが不足します
どうも人間には細かい事が気に
なるタイプと全体を見るために
ポイントを絞るタイプがある
ようです
この思考回路の使い方が社長と
社員の差かもしれません
戦術・戦闘の役割の担当は現場
の詳細情報がクローズアップさ
れます
より詳細な情報が必要です
しかし
経営者は会社全体を考えるために
重要ポイントだけを押さえます
精神エネルギーを使う領域が
違うのです
社長は「何でこんな簡単なことが
わからないのか」と言います
社員は「何で社長の仕事まで自分が
やらないといけないのか」と言います
お互いの主張はどちらも正しくて
交ざるところがありません
また
男性の頭の構造と女性の頭の構造
もまた違います
ある日の我が家の会話です
「わしのリポビタンDはどこにある?」
「冷蔵庫の中にあるよ」
冷蔵庫のドアを開けて探します
探しても探してもありません
「どこにある?ないよ」
「目の前にあるじゃろ」
「えっどこにあるんよ」
カミさんが歩いてきて指さします
「これが見えんの?目の前にあるよ」
指の先をたどるとやっと見えます
「あら・ほんまじゃ」
「何で見えんかったんじゃろ」
こんな事ありませんか?
同じ人間でありながら
全然見えないのです
女性は掘り下げることは苦手ですが
物を探すのは得意です
男性は掘り下げるのは得意ですが目
の前のものを探すのが苦手です
やはり
精神エネルギーを最大活用するには
得意な分野に集中することが大事に
なりますね
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます