社長と社員が同じ目標を持って前進する法-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
さて
昨日訪問コンサルを行なった会社
の副社長から電話がありました
私が留守中でしたので
「電話をいただきたい」との伝言
がありました
一瞬
クレームか?と思いました
経営会議の内容がつまらなかった
のか?
いろいろと妄想が湧いてきます
おそるおそる
電話をかけてみました
副社長の話はこんな話でした
「先生昨日の会議むちゃくちゃ
よかったわ」
「あれで皆の意識がグッと変わった
わ」
「有難う」のお電話でした
少し緊張してお電話しましたので
「よかったー」と思うと同時に
「こちらこそ有難う」という感謝
の心が湧いてきます
これで
組織のバラバラ状態が少しでも中心
に向いた感じです
もちろん
経営会議で何を狙うかは事前に
シミュレーションしています
数字だけでは人は動きません
会社の経営会議は非常に大切な
ものです
数字だけの講釈では会社は動き
ません
数字は人が作り上げるものです
数字を理解したら自然に上がる
ものではありません
情熱があっても成果は上がりません
経営は心技体で成果を出します
情熱だけでは空回りします
心だけでは何も動きません
体力があってもムダ金を出す
だけです
戦略だけでは画に描いた餅です
何事も
心技体が整う必要があります
経営会議で経営者は育ちます
経営会議でなければ経営者は育ち
ません
経営会議は経営を行なう唯一
の場所です
経営会議は経営を経験する
唯一の場所です
経営会議で何をすれば良いか
分からないのではコンサルは
務まりません
ただひたすら経営数字を解説
しても時間の無駄です
目新しい綺麗なグラフを解説して
も経営は変わりません
数字が分かるだけで経営が良くなる
とおっしゃる方もいます
経営は財務だけでは駄目なのです
経営は人が動いて成果を出すもの
になります
だから
思考の質・情熱・能力の3つの力
が必要になるのです
成果 = 質 × (情熱×能力)量
で決まります
上の公式は
ランチェスター戦略方程式です
勝敗を決めるのは質と量です
小さな会社には量としての経営資源
は不足しています
質をあげるしか方法はありません
どうやって
質を上げますか?
ひょっとしてこんな幻を持って
いませんか?
社長が戦略を作って社員がそれ
を実行する
だから
社長が稼いで社員に報酬を分けて
いるんだという考えです
こんな幻を信じていると戦略は
宙に浮いたものになります
20年位前に流行ったような気が
します
私はそれには
賛成致しかねます
戦略案は
現場の情報がなければ構築する
ことはできません
もちろん無くても
なんちゃって戦略はできます
戦略ごっこです
頭だけで考えても動きません
現場情報が宝なのです
現場を知らずに戦略を作ることは
ボケーっとした頭でぼんやりと
した夢物語を作っているだけです
本当の戦略は
社員さんからの正確な情報があり
意見具申が必要になります
そのためには
社員さんが戦略の眼を持って日常
の仕事をする必要があります
そして
複数の戦略案から選択をして決定
するのは社長です
あなたは
自分が戦略を決めてそれを社員に
実行させるのが社長の仕事と思っ
ていませんか?
戦略も
社員と共同して作ることが大事です
それが共通の目標作りになります
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます