ビジョン実現のための社会幸せシステム-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社という存在はいろんな
視点から考えることができます
会社の経営理念に自社に関わ
る人々を幸せにするという理
念を掲げる会社があります
これは
会社に関わる人々と社会との
接点としての会社の意義を意
味します
つまり
会社というものを分配システム
としてとらえるものです
会社は社会を幸せにするための
サービスを提供します
そして
社会から会社は利益をいただく
ことになります
この利益をいただく会社は誠実
にサービスを提供することにな
ります
このサービス提供の段階で
顧客を騙す・勘違いさせる等の
行為を行うことは倫理に反します
会社は
顧客との約束を守る必要があり
ます
会社が
道徳を守らず利益だけを手にす
るならばそれは「犯罪」になり
ます
そして
道徳を守っても利益がマイナス
であれば「寝言」をやっている
ことになります
ですから
会社は「道徳と経済」を両立
させる義務があります
二宮尊徳が言われています
会社は損得だけでは駄目な
のです
次に会社は
顧客からいただいた利益を分配
するシステムでもあります
この分配のやり方が会社を繁栄
させるコツになります
例えば会社が
生産性をあげるために仕組みを
作って時間が空いたとします
この空いた時間を誰が享受する
かという問題があります
この時間を
未来を作るための時間に転換
する必要があります
ところが
多くある現象はその時間を
ゆっくりとした時間に転換
されてしまうことです
つまり
従来よりもゆっくりと仕事
今まで
2時間でやっていた仕事を
2時間半かけてやるように
なります
そして
時間がない時間がないと
言います
仕事量が半分になっても
時間がないと言います
20件あった仕事が1件になっ
ても時間がないと言います
仕組みを作っても自分だけの
仕事で手一杯状態になると
いう結果になります
結局何をやっているのか訳が
分からない状態になります
この場合に必要なのは
仕事の標準時間を決めておく
ことが大事です
こういう状態は生産性を向上
させた利益は社員さんのゆと
り時間に化けてしまいます
しかし
これでは社員さんへの質として
の分配はできても量的な分配
はできません
量的分配とは金銭的な分配の
ことです
せっかく
苦労して仕組みを作っても
水の泡になります
それを防ぐためには
仕事の時間当たりの標準報酬
を設定する必要があります
そうすることにより
仕組化による利益の増大を
享受できることになります
さて
それでは生産性アップにより
産出された利益をどのように
分配するかが大切です
この分は
会社の哲学がないと一波乱も
二波乱も生じてきます
社員さんは
俺一人が稼いで俺一人が会社
に儲けさせてやっていると思
っているかもしれません
会社の仕組みを教育する必要
があります
あなたが
その仕事に集中できるのは他の
人の協力があってのことを理解
してもらうことです
それに加えて
分配の哲学を持ち分配の仕組み
を作る必要があります
分配の哲学があってはじめて
社員さんは納得できるのです
納得なくして満足はありません
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます