ビジョン実現パートナーの固定費が会社の命です2024.01.09-企業の知恵袋

福山市の税理士・社会保険労務士

ビジョン実現パートナーの

大立稔（おおたちみのる）です

ビジョン実現パートナーの呼称は

私が使い始めて3年を超えました

最近は

この呼称を使う方が多く現れました

現在も続けております経営塾の中に

ランチェスター社長塾があります

この講座を開始したときにも多くの

方が講座を開きました

しかし

今はいらっしゃらないようです

市場は常に

儲かるビジネスに注視しています

しかし

儲からないと分かるとすぐにやめて

しまいます

ランチェスター戦略に足がかりシェア

というものがあります

その

シェアをとるとあちこちからライバル

が出現する法則があります

やはり現実的に法則は存在しますね

さて

話は変わりますが成果である利益を

得るための算式があります

収益　－　費用　＝　利益

この算式で

費用について少しお話したいと

思います

費用を簡単に２つに分けてみます

まず

売上の発生に比例して発生する費用

があります

これは

外部から仕入れたものや外注費など

が該当します

仕入れや外注費は売上が発生しない

限りは発生しませんよね

売上があがって初めて発生するもの

です

ですから

これらの費用は売上があがらない限り

は発生しないのです

この費用を「変動費」と言います

変動費は売上の伸びに比例して伸びます

2つ目は

売上があがってもあがらなくても

一定額発生する費用があります

これを

固定費と言います

固定費は

売上がゼロでも発生しますので

赤字の原因になりますので気を

つけてくださいね

それで

ひとつ覚えておきたい用語があ

ります

経営にとって

非常に重要な言葉です

それは

「限界利益」という用語です

限界利益は

売上高－変動費＝限界利益となります

変動費は

売上を上げるためには必要不可欠な

費用です

しかし

会社の内部費用ではありません

外部費用になります

外部に利益を落とす費用です

これを外部購入費用と言います

会社にとって自社を維持するための

利益は売上から外部購入費用を控除

した残りで会社が使える利益です

では

利益はどのようにして出るのか？

気になりますね

利益は

限界利益　－　固定費　＝利益

の算式で算出できます

この算式では固定費は邪魔者の

ように見えますが

実はこの算式は

固定費　＋　利益　＝　限界利益

になります

限界利益から仕方なく費用を控除

するという考え方ではなく

固定費への投資が利益を生み出す

ための限界利益を作る考え方です

固定費への投資はそのためにやって

いることなのです

つまり

固定費への正しい投資が利益を生み

出すのです

なぜなら

固定費は企業の経営資源そのもの

だからです

経営資源は

ヒト・モノ・カネと言われています

まさに固定費は

ヒトを投入しモノを投入します

投入するためにはお金を投資します

つまりヒト・モノ・カネの経営資源

の投入そのものです

だから

固定費というものは

経営資源の塊（かたまり）なのです

赤字というのは

限界利益　<　固定費という関係です

得た限界利益が投資した経営資源より

も少なかったということです

これでは

社会から任せられ有限の経営資源を

無駄に使っていることになります

経営の上手な方が同じ経営資源を

活用した場合に利益が出るとした

ら赤字は社会悪になってしまいます

赤字は人の命の時間を無駄にする

ことにつながってしまいます

赤字の出費は自分が背負えばよいと

いうものではないのですね

企業の社会的責任の第一歩は

道徳ある経済ということになりますね

最後までお読みいただきまして

ありがとうございます