ビジョンに集中できる幸せ-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組み作り
が飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みを作り、次の経営者を
育成します
今日は
あるペンションの経営会議に
参加しました
ちょうど1年前に
コンサルを開始したお客様です
1年前に
まず社長のビジョンをお聞きし
ました
それから依頼を受けました
私の仕事は
ビジョンを社長に寄り添いながら
実現していくことです
当初はご提案したことを
社長は真摯に受け止めて実行して
いかれました
しかし
業績が上がり始めると起こること
があります
今までに
なかった情報が集まります
儲け話や投資話おまけにM&A
の話までやってきます
今年の5月くらいから頻繁に美味
しそうな話がやってきます
その度に社長は心を揺り動かされ
ます
私ははっきり言います
「社長その話明らかにサギっぽい
ですね」
しかし
社長はその話に乗れば一気に問題
が解決するという魅力に頭を支配
されます
そこで
社長にその話の根拠を確かめる
必要があります
そこで
相手から〇〇の根拠書類をもらって
下さいと進言します
そうすると
案の定そこから話がプッツリと止まり
相手からのアクションはなくなります
明らかにサギと言えます
今日も
「先生コンサルの前に相談がある
のですが」
今度は
会社を買い取りたいという話です
キーワードは
今の借金が一気に返済出来て心が
軽くなるという誘惑です
そんな話しを一つ一つ真剣に吟味
していたらビジョン達成が遠のく
のです
今年の5月から今までに
業績改善の提案は何一つ実行され
ていないません
社長の頭は一つです
そこへ
ビジョン達成に関係のない魅惑の
案件を入れられてしまうと社長は
そのことで頭が一杯です
行動できなくなるのです
5月~11月までにそんな話が集中
して発生しました
7か月の間
何もやらずじまいです
前年の12月まで社長は業績改善の
活動を必死でやられました
結果
業績はうなぎ上りです
ですから
空白の7か月間に打つ手をやって
いれば1年間で2倍の売上になる
はずでした
行動しなければ何も起こりません
ですから
社長の頭がビジョン達成に関係ない
ことに支配されるのが問題です
経営の基本的な考え方を説明しな
がら頭の中の断捨離を行なっても
らいます
そして
最後に当初のビジョンをもう一度
遡って思い出してもらいます
ここまでくると
社長も自分の頭の中で何が起きて
いたのかを把握されます
そして
再度ビジョンに向かってその達成
に集中することを誓われました
全ての正邪・善悪の基準はビジョン
達成できるかどうかなのです
そしてビジョンは
健全に経営することが最低限の
ルールになります
人は理想の実現に向かって熱中
しているときこそが一番に幸せ
な状況であると考えます
その状態こそが邪の考えや悪の
考えを排除できるものです
理想に向かう状態が
成果=考え方×熱意・能力を
最大にするコツではないでしょうか
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます