経営に行き詰まったらM&Aですか?-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組み作り
が飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みを作り、次の経営者を
育成します
「今から会社の価値がどんどん
下がりますよ」
最近よく聞く
顧客がM&A仲介業者から言
われる言葉です
M&A仲介業者は
銀行・税理士・会計士・M&A
会社の面々のお決まり文句です
ん?
まだまだまだ
やりようがありますよね
打つ手は無限というコンサル
タントがいます
打つ手は無限のコンサルタント
が打つ手不能となるとM&Aの
話を進めます
稲盛和夫氏は
もうだめだ―と思った時から
が本当の経営と言われてます
大きく成長した会社は2度3度
倒産の危機に合っています
天下のトヨタもその危機を
乗り越えることによって
卓越しています
それが
コンサルタントの力量不足で
打つ手が詰まればM&Aの話
になります
日本の中小会社の発展がなけ
れば日本は駄目になります
打つ手無限のコンサルタント
の力量次第で会社は売られて
しまいます
先日も
経営に行き詰まった会社の相談
にお伺いしました
お話を聞く限り何の問題もなく
片付けられる内容でした
おそらく
3か月もあれば片付く問題である
と見立てます
ところが
担当税理士から出てくるんです
この言葉が
「今から会社の価値はどんどん
下がっていきますよ」
ハタから聞くと
ほぼほぼ脅し文句です
M&A会社から
営業のためのキラーワード
を習っているのでしょう
M&A仲介業者の合言葉?
と思うくらいです
確かに
M&A仲介で入ってくる報酬は
高額なので魅力的ではあります
しかし
社長が望む解決法とはほど遠い
いのです
私は
十分打ち手の残っている会社に
現在の困難を乗り越えて成長し
て欲しいのです
そうしないと
苦しくなったら即M&Aという
最悪の風潮が出来上がります
しかし
応援する側にそのノウハウが無け
れば打つ手は有限
M&A一本になるのでしょう
現在は多くの経営コンサルタントが
存在します
しかし
圧倒的に経験値が少ないのが現状
のような気がします
銀行側
診断士チームがおおたち会計に
見立ての伺いをされることもあ
ります
しかし
おおたち会計の見立てと診断が
かなり違うこともあります
なぜなら
銀行側の診断士チームは銀行の
意志を最大限に優先させます
おおたち会計では会社の自主自立
を中心に方向性を探ります
そうしないと
銀行側の意見に振り回されることが
多くなります
かつて
私も銀行案件の紹介でコンサルを
行なっていました
当然銀行は
不良債権を早く処分する方向に
向かいます
それでは
会社の再生はできません
銀行に意見を聞いていただいて
再生した会社が多くあります
経営コンサルタントは
独立的で企業のパートナーとして
の立ち位置が必要であると感じます
経営コンサルタントは知識量の勝負
ではなく忍耐力なのかもしれません
M&Aは最後の手段です
M&Aをしたくなければ
経営戦略知識を強化する
ことが必要です
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます