引き換え条件がモチベーションを下げる-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組み作り
が飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みを作り、次の経営者を
育成します
ある会議で
目標を達成した時の楽しみ
を作りましょうという案が
出ました
かなり前向きな協力体制と
思います
仕事をゲーム化すると楽し
くなってきます
しかし
話が進むにつれてシオシオ
のパーになります
そもそも
こういう話ができるのも数字
を社員さんに公開して現状を
理解するところから始めたか
らです
数字を説明しつつ
自分達の活動がどれだけ付加
価値を作っているかを認識し
てもらいました
会社の数字が一朝一夕に理解
できるとは思いません
しかし
会社の状況を説明するには
数字が一番確かです
さて会議の
最初の頃は社員さんがノリノリ
なのでした
ところが社長が借金返済がいく
らいくらで税金がどれだけかか
ると話をされます
その頃から
社員さんのノリはシオシオの
パーになっていきます
どんよりとした空気になり
皆下を向いてうつむいています
だめだこりゃ
無理矢理に進めても誰も話には
乗ってこないでしょう
目標達成したら焼肉パーティと
いう案はあまりにも高い目標に
なってしまいました
そうして
社員さんたちは怖気づいてしま
ったのです
ノリが悪くなった中で
社員さんに意見を求めてみました
結果
やっぱり自分達を何かで釣って
働かせて利益を上げようとして
いるという指摘をされました
達成条件を厳しくする前に
走りながら数字を修正して
いけば良いのになと感じます
社員さんがやる気になったとき
が一大チャンスなんですよね
焼肉大作戦は終了しました
本当にそこまで成果が出せるか
を多少粗くても走ってみて体験
した方が良い時もあるでしょう
そんな事を考えながら
目標を達成した時の楽しみ作戦
は他の楽しみに変更することに
なりました
次回の会議までに楽しみの内容
を決めるこちになりました
それともう一つ
大事なことがあります
3分の2の社員さんは
褒めてくれよということを
言われています
社長は
「わし褒めてないかー」と言われます
褒めてはいるけれど社員さんが思う
ほどではないのでしょう
もしかしたら
モチベーションを上げるにはそれだけ
でも良いのかもしれませんね
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます