社長は社員を茶化すな2023.10.10-企業の知恵袋

福山市の税理士・社会保険労務士

ビジョン実現パートナーの

大立稔（おおたちみのる）です

会社の数字は

人がつくるもの

普通の社員が

天才の仕事をする仕組みを

つくることが飛躍の一歩です

ビジョン実現パートナーが

社長様とご一緒に

仕組みと人財を作ります

私が人生の中でやめたことが

あります

それは社員を茶化すことです

そもそも

茶化すの意味は何でしょうか

例によりまして新明解国語辞典

で調べてみます

意味は

①まじめな事も、冗談めかして

言う

②冗談にかこつけて言いくるめる

なるほど

あまりいい言葉ではありません

今度はネットで調べました

茶化すとは？

語源としては

休憩するときに「茶にする」と

言われていたようです

そして

休憩するという意味の他に

真面目に対応しないという

意味があるそうです

ますます

よい行動ではありません

「茶化す」ということは

現代では物事をおもしろ可笑しく

楽しくやっていこうと言う意味も

ありそうです

しかし

私が茶化す事をやめたのは理由が

あります

ある日

クライアントの会議に参加しました

そして

その中で普段はしゃべらない社員が

口を開いてくれました

その時の言葉は

「先生は私を馬鹿にしています」

場を和ませるために言ったことが

そう解釈されたのです

そこで

「そう感じたならすいません

ところでどんな言葉でそう

感じましたか？」

その質問が

馬鹿にしているのです

詳しくは話せませんが

何が言いたいかと申しますと

受け手によって解釈は変わる

ということです

セクハラもパワハラも受け手の

解釈によって変わります

そのつもりがなくても

人を傷つけることはあります

我々は

お笑いの専門家ではありません

人を傷つけずに

人を笑わせる技術はありません

そもそも

茶化すという行動は上から目線

なのです

下から

上を茶化すことは滅多にないです

俺はあなたより上だから

こういう事が言えるのだよという

空気を感じさせます

それから

私の過去からの流れを思い返すと

確かに茶化した時に相手が憤慨

されることが多々あります

社長は

真摯に社員の声に耳を傾ける必要

がありますね

ただし

耳を傾ける＝実行するとは違い

ますので気をつけてくださいね

実行の前には

事実をキチンと確認することを

欠いてはいけませんね

最後までお読みいただきまして

ありがとうございます