社長と社員の対立の根本原因-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みを作り人財を作ります
会社経営において組織は
個人の力を何倍にもするテコの
役割を持ちます
組織編成を間違うことによる
組織パワーダウンは恐いもの
ですね
しかし
組織運営においてもっとも恐い
ことは経営者VS従業員の対立
が深まることです
少しでも
溝がうまるように努力する必要が
あります
逆に言えば
対立の溝が深まる要因を取り去る
ことが大切です
特に経営者側が
従業員に対してオチャラケを言う
ことは厳に慎むべきでしょう
経営者は命をかけて経営をやって
います
少々苦手なことも克服してきて
います
経営者はたいていの事はそつなく
こなします
それは
経営者意識があるからです
しかし
従業員は違います
少しの労力で多くの報酬を
持ち帰りたいものです
なぜもこんなに考え方が違う
のでしょうか
一つの事例として
セミナーでいつも同じ質問を
して8割の経営者・8割の従業員
が同じ答えをされることがあります
お金のブロックパズルという7つの
ブロックで表示したP/L(損益計算)
があります
この7つのブロックは
1 売上
2 変動費
3 粗利益
4 固定費
5 人件費
6 その他経費
7 利益
以上7つのブロックがあります
この7つのブロックのどのブロック
が気になるかを経営者・従業員に
それぞれ確認します
まず第1問
経営者はどのブロックを一番気に
されるでしょうか
次に第2問
従業員はどのブロックを一番気に
されるでしょうか
お解りになられましたか?
その通り!
経営者の8割は利益が気になります
従業員の8割は人件費が気になります
経営者は
会社を維持することをいつも
気がかりにされています
会社の永続発展を願われています
従業員は自分の家庭を守るために
人件費のブロックが気になります
昔のお殿様のように家臣はお家を
守るために忠義を尽くさないのは
けしからんとはならないのです
従業員が会社に集まっているのは
第一義的には自分の生活のためです
経営者と従業員は会社に来る目的
が異なるのです
会社の利益を多くしたい経営者と
自分の生活を守りたい従業員とは
根本的な立ち位置が違います
しかし
従業員の生活を守りながら会社の
目的に協力してもらうことは十分
に可能なことです
しかし
同じ志を持たせて安月給でコキ
使おうというバカな考えは持たない
ようにしてくださいね
それはマイナス的な考えですよ
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます