感情と成果向上ルールの反目-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みを作り人財を作ります
私が両親に教わったことが
あります
それは
弱い者は助けるということです
災害があった場合や事故があった
場合に優先して助けるのは幼い子
や女性や高齢者です
これは
大多数の方が当然だと思われる
はずです
このように
人道主義というものがあります
家庭での常識ルールです
しかし
経営となると話が変わります
もちろん人道主義は当然に
守る必要があります
私がお伝えしたいのは
弱いものをテコ入れするという
考え方が間違っていることが
あるということです
弱いものを助けるという考え方は
成果を上げる場合には逆効果になる
ことがあります
溺れているものを助けるために
即座にに海や川に飛び込んでは
いけません
力量がないのにむやみに飛び
込んではいけないのです
弱いものを助けたいという感情
はあります
しかし
経営には競争の原理が働いて
います
あなたの持てる人生を弱みを
強みに変えるために使いますか?
おおよそ
戦略というものは相手の弱みに
自分の強みをぶつけることです
例えばある会社に
複数店舗があったとします
ある店舗が赤字になっています
この赤字店舗は
別のビジネスモデルを作るために
実験店舗として作っています
そもそも
実験店舗は大きく利益を出している
会社ができることです
その他の店舗として
大きく利益を出している店舗が
あります
大きな集客力がある有利な場所
に店舗があるのです
あなたの
能力をどちらの店舗に向けますか?
考え方として
赤字ということはその店舗は
弱みで戦っていると考えた方
が良いでしょう
その弱みの店舗を黒字に転換する
ためには相当の労力と時間と
資金を必要とします
一方
黒字店舗は何もしなくても利益
を出しています
しかも
あなたの得意分野です
この場合
定石としては赤字店舗を廃止して
黒字店舗がさらに利益を出すように
力を入れた方が良いでしょう
そうすると
最強のビジネスモデルを作る
こともできます
そのモデルを横展開することにより
会社全体の利益を大きく増進できます
しかし
赤字店舗をいくらいじくり返しても
大きな成果を出すことはできません
社長の思い入れ店舗が赤字であれば
社長としてはなかなか廃止の踏ん切
りができません
投資するときには
必ず撤退基準を作っておく必要
がありますね
多くの会社が倒産する
大きな要因の一つとなっています
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます