KYは会社を潰す?-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みを作り人財を作ります
少し古い言葉ですが
KY(けーわい)という言葉が
流行りました
言葉の意味は
K=空気
Y=読めないです
空気読めない状態を言います
よく考えてみると
私もKYの傾向が強いかも
知れません
過去に
空気を読むということを
強く意識した時期があります
地域経済紙に毎月投稿して欲しい
という依頼があったとき
あるいは
セミナー依頼があったときに
今顧客は何を欲しているかを
感じようと意識を傾けました
基本的に
われわれの仕事はお客のお困り事を
解決することです
しかし
顧客はプロではないので自分流に
考えてこうしたらうまくいくだろう
と考えて相談にこられます
それに対するプロとしての答えは
既にあります
しかし
顧客はそうではありません
ですから
答えを言いたいのを我慢して
まず顧客の願望を聴くことが
大事です
全てが税法や労働法規で片付け
られるものではありません
税金がかかってもそうしたいとか
労働法規上コストがかかっても
そうしたいというものもあります
それを
一つ一つ何故そう思われるのかを
お聴きしながら良い方法をご一緒に
考えていくこととなります
しかし
KY方式でやってしまうとこうなります
「ご相談の内容はこうですから税法上
はこうなりますから」
「税法上こうなりますから是非そう
してください」
「法律がそうなっているのですから」
「税金が高くなりますから」
全て
税法基準で物事を考えています
いわゆる
専門バカです
何の相談も全て税金を安くするため
の一方向でしか考えていません
顧客は
理解して欲しい願望が打ち切られます
人は自分の欲求を充足させるために
活動しています
それを
「うちは税理士事務所ですから」と
着られてしまうと大不満足が生じます
私はKYですからと宣言する人が
いらっしゃいます
その裏言葉は
私は気配りが苦手ですから努力
しません
私に苦手なことをさせないで
ください
弱みを伸ばすより得意なことを
伸ばさせてください
いろいろな声があると思います
しかし
空気を読むことを得意としなくも
昨日の自分よりも今日の自分は
読めるように努力する必要があります
空気を読む力は何もお客様だけでは
ありません
同僚と協力して一つの仕事を行うため
にも必要となります
空気を読む天才になる必要はありません
少なくとも
昨日の自分より今日の自分は向上
する必要があります
空気を読む力は
気配りの大本です
気配りのできない人はマイナスを
生むことになります
得意にしなくても
少なくともマイナスを+1くらいに
する努力は必須のことです
マイナスは
100万パワーを-100万パワーに
変えてしまうのです
何しろ
経営は掛け算でできていますので
悪しからず
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます