ほらほら、また出たその話?節税地獄の巻-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みを作り人財を作ります
今日
今年創業された方からご相談が
ありました
美容業をやられている女性です
月商は90万円とのことです
よく頑張っていらっしゃいます
初めて
お会いしたのですが能力もやる気
も十分に見受けられます
しかしビジネスは
考え方×熱意×能力で決まります
言ってみれば
3つの条件のうち2つは十分に
ありそうです
しかし
肝心かなめの考え方が大事です
話の中でフリーランスでやられて
いるという言葉が多く出ます
失礼ですが
フリーランスってどんな意味で
話されていますか?と質問を
してみました
美容室を居抜きで借りて家賃を
25%~35%支払っているとの
ことです
売上90万円で約30%とすると
27万円の家賃です
場所は
どちらかというと田舎です
そこで
それだけの売上を上げている
のですから大したものです
現在は新規のお客様をお断り
しているとのことです
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実は大家さんが場所の提供以外に
節税のコンサルもしているとの
ことです
家主さんは
消費税の課税業者にならずに
何もかも自分たちでやって賢く
生きていらっしゃるようです
なるほど
フリーランスがキーワードだな
と感じました
大家さんから
受けたアドバイスは売上を免税点
で止めておくということです
物販などは別法人を作ってそちらに
売上を割り振る
しかし
今年1,000万円を超えても課税業者に
なるのは2年後です
なんで
今そうするの??????????
彼女を見て
私が感じることは年商3,000万円を上げる
力量があると感じました
もし
私が大家だったら彼女が収益を上げて
自社物件を建てて出て行ったら困り
ますねー
そうすると
あなたはフリーランスですよね
消費税払わずに賢く生きようね
そすすれば
年間300万円の家賃は安定的に
入ってきます
少し
嫌らしい見方してしまいました
しかし
私が感じた彼女の求めるものは
口には出しませんがもっと高み
を見ているようです
去年の12月まで
美容業でサラリーマンをしていた
のですからビジネスは何も分か
らない世界ですよね
本当に
法人を設立して物販を増やすことが
貴女のやりたかったことでいいですか?
本当は
美容業でもっともっといいお客様
を集めて一流の仕事がしたかった
のではないですか?
今
物販の売上をあげることが本当に
やりたかったことですか?
そうすると
彼女は激昂するように涙を流して
泣かれていました
そして彼女は言います
本当に自分が今思うのは
「私何をやっているのだろう」と
感じていたとのことです
最初に
事務所に来られた時にビジネスプラン
を話されていた時とは違います
周りから
受けた浅知恵に踊らされて
いたように見えます
彼女は気づきました
しかし
このビジネスプランをいただいた
方に遠慮しているようです
私は
「それを乗り越えるかどうかが
あなたの最大のチャンスづくり
になりませんか?」と伝えます
新規お客様が
増えているのにそれを止める戦略
なんてどこにもありません
その増やさない理由が
何と消費税を払いたくないから!
あまりにも馬鹿げています
創業したての方はいろんな雑音を
聞かされている方が多いのではと
思います
私としては
それぞれの事業主さんが持っている
能力を思う存分解放してあげたい
気持ちです
思い出します
あるクライアントがうちの事務所を
辞めようとされたことがあります
そのときも
「おまえバカじゃのー
何でそんなに税金払うんじゃー」
そう言われて本当に辞めようと
思われたそうです
でも10年後には
「わしゃあんたとこの事務所本当に
辞めんでよかったわー」
「あのときお前馬鹿じゃのーと言った
人たちはもう事業が続かずに皆辞めて
いったんよー」と聞かされました
こういう声のことを
「ノイズ」と言われています
ドラッカー先生は
賢く生きるより健全に生きろと
言われています
彼女には是非成功して欲しいな
と祈るばかりです
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます