お問い合せ
メモ魔君の本末転倒-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔（おおたちみのる）です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みを作り人財を作ります
あるメモ魔の方がいらっしゃいます
長年つき合っていて
メモを取らない事がありません
最初は
几帳面な方だなと思っていました
しかし
ある日違和感を感じます
約束したことが
実行されないのです
何故なのだろうと
ご本人に聞きますと
「メモするのはするのですが
それをどこに書いたかが見つからない
のです」
なるほど
でも何かがおかしい
メモしているのだから
何かをやる必要があれば
解るはずです
メモは事細かく記録されます
・・・・・・・・とすると
何かをやるということ自体が
頭に入ってないのでは？
その理由なら納得できます
でもメモして書いていることは
いったんは頭に入っているよね
長年不思議に思っていました
そして気づきます
ひょっとして彼は人の言った事を
理解していないのではないかと
気づきます
人の言ったことをスーピードよく
メモ帳に転写する事に集中して
話の内容の吟味ができていない
のではと気づきます
彼と話をしているようで
いつも自分一人で話している
感覚があります
彼は
ふんふんと言いながら一生懸命
メモ帳に記入します
いつも
会話の中味が浅いなと感じた
その原因
それは
彼は話を聞いているのではなく
書き写すために聞いていただけ？
そこで
彼にお願いしてみました
今後
メモを取らないようにして
もらえますか？
ただし
自分が実際に実行しなければ
ならない事だけメモを取って
ください
メモを取らなくなるとすぐに
結果が出ました
話のやり取りがスムーズに
いくのです
そして
こちらが伝えたいことをきちんと
受取った反応が返ってきます
これかーーーーーー・
彼と約束して実行されないのは
メモに気を取られて話の内容を
理解していなかった
そして
メモを取ったら後は安心して
見返すことはない
忘れたのではない
そもそも
自分が実行しなければならない
ことを認識していなかったのです
長年
つき合ってきてやっと彼を
理解できました
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます