えっ、今それやりますか?-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みを作り人財を作ります
中小企業の赤字率は7割と
言われています
業績が振るわない会社の社長さん
に共通する点があります
会社の中で
最も良く見えるもの
それは
社員の働き具合です
日常よく目にすることは
そこに意識を引っ張られやすい
ようです
ある2代目社長さんからご相談が
ありました
社長
「社員が朝からコーヒーを
飲んでいるのです」
「その上無駄話をしているんです
どうにかなりませんか?」
この風習は何年も前から行われ
ています
社長は別の会社を退社して後を
継ぐために帰ってこられたのです
前の会社から見ると
「けしからん」ことになるのでしょう
会社は何年も赤字です
業績を上げるために必要なのは
戦術レベルの問題を解決しても
効果性は少ないです
効果が高いのは
戦略関連の欠落部分を埋めて
行くことが大切です
ちなみに
戦術レベルの効果は14%の
影響力があります
戦略レベルに手を打つ効果は
86%です
効果を対比しますと
戦略の効果6:戦術の効果1
ということになります
戦術管理は課長の仕事です
戦略管理は経営者の仕事です
戦術管理は売れない店舗を
売れるように努力します
戦略管理は
売れる店舗をさらに伸ばすことに
力を注ぎます
戦術管理を重視すると
売れる店舗で商品が不足しても
売れない店舗に売れる商品が
なくなるといって融通しません
赤字店舗を黒字化しても
少しの成果しか上がりません
売れる店舗を
さらに伸ばすと大きな成果が
出ます
戦術管理と戦略管理は真逆に
なっています
大きく伸ばして店舗ののハウは
横展開すればいいのです
売れない店舗のテコ入れは
労多くして功少なしです
売れる店舗に力を入れると
労少なくして功多しとなります
やっていることが真逆になって
います
目に見えるものに気を取られると
戦術ばかりに気を取られて戦略を
軽視します
目の前の戦術が気になって
気になって仕方がないのです
正直言いまして
今それやりますか?
戦略は
目標を達成する効果的な方法です
要は
優先順位が問題になります
今それをやって気分がスッキリ
したいのか
本当に優先順位の高い事に集中
するのか
選択をする必要があります
赤字体質の会社では
優先する仕事に手を付けずに
効果の低い事柄に集中される
傾向が強いと感じます
だからこそ
社長は経営者になる勉強を
する必要があるのです
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます