社長さん、記憶に頼らず記録を活かそう2023.08.08-企業の知恵袋

福山市の税理士・社会保険労務士

ビジョン実現パートナーの

大立稔（おおたちみのる）です

会社の数字は

人がつくるもの

普通の社員が

天才の仕事をする仕組みを

つくることが飛躍の一歩です

ビジョン実現パートナーが

社長様とご一緒に

仕組みを作り人財を作ります

クライアントで

何を一つとってもノートに

記録する方がいます

三つ子の魂100までも

というように徹底して記録を

残すのです

人間の記憶は危ういものが

あります

人間は事実を自分のみたい現実に

変える悪い癖があります

はっきり言って

世の中のすれ違いは記憶に

頼っているところに生じる

ことが多くあります

記録を

見直すと自分が思い込んでいた

現実と事実に大きな差があること

に気が付きます

記録があれば

正しい判断がやりやすくなります

しかし

いちいち記録するのは面倒なもの

でもあります

前出のクライアントのように

記録癖があることは大変に良い

ことだと思います

しかし

記録とは何でしょうか

記録の定義を新明解国語辞典で

調べてみました

そこには

後々まで残すべき事柄を書き記す

ことと書かれています

後々まで残すべき事

この定義が難しいですね

私自身が

心がけていることがあります

例えば

税法のセミナーがあるとします

この場合テキストに

いろいろと書き込んでいきます

書き込む内容のその基準は

後日見返したときに「これはどうだったか」

と悩みそうな事柄を書き足していきます

これで

たいていの事は解決します

私の記録の意味は

現在の私が理解していることを

将来そのことを忘れているだろう

自分を支援するための贈り物と

考えます

仕事で

決算をしてもそのときに完全理解

していることも3年後の自分は忘れて

しまっています

3年後の自分が3年前を見直して

「なるほど」と思い出させることは

とても大事です

記録は

現在の自分が将来の自分への贈り物です

毎月

月次決算をしてなぜその数字になったか

を記録して見返すだけでも経営の大きな

財産となります

これらの

記録の習慣を持つということは

とても大事です

そして最後に

私の記録と呼べるための要件が

あります

それは

ページをめくったらパッと解る

ということです

複雑に記録して

解読しなければならないものは

記録としての価値が下がると

考えます

見返したら

その状況がパッと解るということが

最大の要件かもわかりません

最後までお読みいただきまして

ありがとうございます