災い転じて福となす-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みを作り人財を作ります
思うに
何事も災いとか幸運と呼ばれる
現象があります
しかし
その災いがあったからこそ将来の
大きなリスクを防ぐことができた
ということも多くあります
あるコンサル先の会社で
社員さんの大きなミスがありました
私は
徹底的に考えました
なぜミスが起きたのか?
職員さんに
あなたの不注意だから今後は
気をつけなさいと言っても
おそらく
ミスは無くならないと考えます
ミスの裏には
いろんな事情が重なっています
物事の責任を
人間の横着・不注意・能力のせい
にすると治しようがないのです
なぜミスが起きたか?
それを考えるよりもどうしたら
ミスを防げるか?が重要です
ミスを防ぐために
その内容を区分する必要が
あります
ミスには
大きなミスと小さなミスがあります
先に大きなミスにつながることを
解決して次に小さなミスに手を
つけるべきです
そうすると
ミスを無くしミスが発生しても
大きな事故に繋がらないように
なります
処理の優先順位を考えることです
先に小さなミスを片付けていくと
精神も身体も疲労します
そして
疲労した後に大きな案件に携わると
エネルギーが残されていません
その中で
いい仕事ができますか?
疲労した頭で難しい仕事をこなす
のはナンセンスです
難しい仕事をこなすときには
頭も身体も新鮮な時が一番です
しかし人間
往々にして楽ですぐに着手する
ことから手を付けて
難しい案件をこなすときに疲労
していて大きなミスを犯すこと
はよくあります
ですから
まずは自分のひと塊の仕事の全体像
を書きだして
項目別にどの順番でこなしていくかを
考える必要があります
結論として
ミスのあった会社はチェックマニュアルを
作りました
仕事の全体像を書きだして
項目ごとに分類しそこにチェックを
入れるというものです
仕事の全体像が見えること自体が
仕事のミスを防ぎます
効率化になります
そして
最初にやるべき項目が記入されて
いることで
一つの項目が終わるたびに次の仕事を
考えるのではなく
チェックマニュアルを見るだけで
一瞬で次の仕事を効率的に準備
できます
さらに
そのチェックマニュアルは別の人も
参考にして能力を上げることができます
一つのミスがあったときには
その案件が二度と起きないように
徹底して考えることは
会社に大きな宝を作ることになります
大きな事故につながる案件から
先に手を付けていくことです
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます