社長さん、事業承継のやり方は多様ですね-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みを作り人財を作ります
昨今
事業承継でM&Aが大流行
です
特に
銀行さんサイドからの提案が
多いです
以前からクライアントには
事業承継の話はしていたの
ですが遂にM&Aの話がやって
きました
銀行さんは大手コンサル会社
からノウハウを購入してやって
いるのでしょう
正直
銀行さんは会社の預金残高を
全部知っています
ですから
効率よく銀行残高の多い順番に
M&Aの話を持っていきます
会社さんに提案していると
思われる内容
①2代目が経営者に成れる
かどうかは分からない
②今なら会社のキャッシュを
そのまま安い(申告分離)
税率で手にできる
③今後の経営は競争が激しく
なってきますよ
④2代目が継いでも赤字にすると
会社のキャッシュは無くなるよ
⑤今や身内に継がせる時代では
無いですよ
⑥今なら買手がいますよ
⑦もう何年も経営することは
できないでしょ
というような話を経営者の方が
突然のように話されます
ひょっとしたら
そういう会話があったのかも
しれません
あー
無茶苦茶思い出すことがあります
私が開業した時期はバブルの
時代でした
当時は
土地ころがしでひと財産を築いた
方が多くいらっしゃいました
でもそれも
泡のようにはじけて無くなり
ました
その取引に
火をつけたのは誰でしょうか
当時は
いろんな会社を訪問しては
土地を紹介して金を貸すと
いうスキームです
今は
M&Aにより仲介手数料稼ぎと
株式の買取代金を融資することを
やられています
何をするにも
大きなお金がかかる仕組みの
スキーム提案です
なぜなら
銀行さんの本業はお金を
貸すことだからです
M&Aが成功するかどうかは
経営者のマネジメント能力
にかかっています
M&Aの成功割合は3割と
言われています
嫌なイメージが当たらなければ
いいなと思います
7割は失敗しています
バブルで一瞬儲けても
二束三文の土地を高く買わされて
バブルがはじけると本当に二束三文
以下になりました
誰も責任は取りません
意思決定したのは社長さん
自身です
泣くのは社長さんとご家族です
そして銀行に言われるのです
「理由の如何にかかわらず
借りたものは返すのが筋でしょ?」
もしも
こんなことがあったら怖いですよね
M&Aはマネジメント能力が必要と
なります
マネジメントは
買収後に出てくる問題です
もし
既存の会社で赤字のときには
まずマネジメント能力を高め
るようにしましょう
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます