社長さん、インボイス制度の最初の一歩は？2023.07.10-企業の知恵袋

福山市の税理士・社会保険労務士

ビジョン実現パートナーの

大立稔（おおたちみのる）です

会社の数字は

人がつくるもの

普通の社員が

天才の仕事をする仕組みを

つくることが飛躍の一歩です

ビジョン実現パートナーが

社長様とご一緒に

仕組み作りと人財作りをします

社長さん

いよいよ10月からインボイス

制度が始まります

はっきり言って

インボイス制度は複雑で

大変です

でも

頭を整理して一歩ずつ

進めば大丈夫です

では

最初の一歩は何が大切で

しょうか

それは

領収書・請求書等がインボイスの

様式に則っているかどうかです

上図を見ていただければ

ご理解いただける

と思います

①～⑥の項目が記入されているかを

確認する必要があります

自社が発行する請求書等について

販売ソフトなどを更新したりして

確認しておくことが大切です

反対に

支払うほうの請求書等について

インボイスの要件を満たして

いるかどうかを確認しましょう

もちろん

10月1日以降に受け取るものが

対象となります

もし

インボイス登録業者であるのに

その請求書等がインボイスの様式を

満たしていない場合があったら

どうなるでしょうか？

インボイスの要件を満たしてない

請求書等は消費税の課税控除を

満額受けられないことがあります

そこで

やるべきことがあります

インボイス登録業者が

本当に登録業者であるかどうかを

まずは確認しましょう

国税庁のインボイス制度

適格請求書発行事業者公表

サイトで確認できます

相手がインボイス登録事業者

であることが確認出来たら

次の行動は

その業者に

適格請求書等（インボイスの要件を

満たしたもの）の再発行を要請しましょう

なにしろ

インボイスが揃っていない取引に

ついては満額の課税控除ができない

のです

令和5年10月1日から令和8年9月30日

の3年間は通常の控除額の8割しか控除

してもらえません

令和8年10月1日から令和11年9月30日

までは通常の控除額の50％の控除と

なります

令和11年10月1日以後は一切課税控除

されなくなります

要注意です

取引先が

インボイス登録業者かどうかの

確認と発行された請求書等が

インボイスの要件を満たして

いるかどうかの確認が大切です

多くの取引先数がある場合には

今からでも登録番号を確認する

ことが良いでしょう

インボイスの時代がやってきます

とても複雑で

事務量が大変です

なお

簡易課税制度を選択できる方は

これらの作業をやらなくても

良くなります

ラッキーですね

最後までお読みいただきまして

ありがとうございます