社長、上3年にして下を知ることがありますよ2023.07.06-企業の知恵袋

福山市の税理士・社会保険労務士

ビジョン実現パートナーの

大立稔（おおたちみのる）です

会社の数字は

人がつくるもの

普通の社員が

天才の仕事をする仕組みを

つくることが飛躍の一歩です

ビジョン実現パートナーが

社長様とご一緒に

仕組みを作り人財を作ります

上とか下とか階級制度が

あるわけではりませんが

組織ピラミッドの上と下

という意味でお読みください

会社は

ピラミッド組織であると

言われます

一番上は社長で

一番下は一般社員です

コンサルで数十件の会社の

組織を調査しました

そこで感じることは

社長さんは社員さんのことを

知っていない事が多いです

しかし

そう言う私にも同じことが

ありました

あるとき

個性として徹底して秘密主義の

社員を雇ったことがあります

秘密主義というよりは

自分が面倒だと思うことは

いかにしてやらずに済むかを

徹底されている方です

考えてやっているのか

当然のこととしてやって

いるのかは分かりません

報告はあるのですが

いつもクレームになって

困ってからの報告です

ということは

クレームになる前のやり取りが

あるはずなのですが

いつも説明がはっきりしないのです

何が言いたいかと申しますと

顧客が所長に確認して欲しいことなどを

徹底して報告・相談しないのです

パターンは

はいはいはいはいと言いますが

そうしていると相手は諦める

だろうという考え方です

そして

顧客から「あおの件はどうなった？」

と聞かれると

「えっ、あの件」ととぼける

さらに言われると

「あ～あれですか

あれはそうですねうーん」と

言ったまま黙り込む

黙り込んだら

相手が諦めてくれるだろう

という考え方でしょうか

自分が責任を持って解決

する気はさらさらなさそうです

100％顧客から嫌われて

しまうのです

そのやり方で過去から

過ごしてきたのでしょう

相手が諦めるのを待つと

いうやり方で

ですから

お客様から仕事の依頼が来ても

いつも無しのつぶてです

そりゃ

お客様は怒りますよね

いつも饅頭持って

謝りに行くしか方法はありません

最後は

お客様に嫌われて辞めていかれる

のです

でも

何らの悪気もないのです

そんな社員さんがかつて存在

しました

毎月毎月

株の承継の必要があることを

説明して

やっと

お客様が株の承継について

相談の話があったのですが

その報告も一切せず

いつまでたっても埒が明かないの

でお客様はカンカンになります

私は

一切わからないまま何が起きて

いるのか見当もつかないのです

何も報告がないから

全てがうまくいっていると思う

のは大間違いのようです

水面下ではビジネスをするもの

として致命傷となることが起きて

いることがあります

要注意です

一生の不覚です

皆さんも

私の失敗を他山の石として

経営の参考にしてみて下さい

最後までお読みいただきまして

ありがとうございます