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企業の知恵袋idea

新社長は会社を伸ばす前に、マイナスを断ち切れ-企業の知恵袋

福山市の税理士・社会保険労務士

ビジョン実現パートナーの

大立稔(おおたちみのる)です

 

会社の数字は

人がつくるもの

 

普通の社員が

天才の仕事をする仕組みを

つくることが飛躍の一歩です

 

ビジョン実現パートナーが

社長様とご一緒に

仕組みをつくります

 

2代目社長はとても真面目で

頑張り屋の方が多いです

 

真剣に正しいと思ったことを

やり遂げようとされます

 

しかし

それはあくまでも

「正しいと思ったこと」です

 

正しいかどうかは分かりません

 

学校教育にどっぷりとつかった

多くの若者はとかく正解があると

勘違いします

 

経営方針が正解かどうかを

気にされる方は多いです

 

まるで

一つの正解をあてにいくような

考え方です

 

経営は

大きくも小さくも社会実験です

 

失敗したならば立てた仮説が

外れたのか実行度が足りないかを

検証しなければなりません

 

新しく会社の代表となって

社長がやりたくてウズウズして

いること

 

それは会社を伸ばそうとされる

ことです

 

これはこれで

間違いというものではありません

 

ここで

特にお話ししたいことがあります

 

先代から受け継いだ会社です

しかし顧客離れが起きている

場合が少なくありません

 

顧客離れが起きているという

ことは会社には何かのマイナスが

あるということです

 

このマイナスを断ち切らないと

顧客離れはなくなりません

 

ある飲食店関係のお店です

 

以前から異物混入がありました

 

商売がら致命傷となります

 

新社長は

この異物混入を以前の半分までに

押えました

 

この半分に押えたところで終わった

のです

 

以前の半分までにしたんですと

新社長は自信満々です

 

正直

だから?なのです

 

異物混入はゼロにしなければ

なりません

 

再三再四

異物混入ゼロを伝えても

ビクともしません

 

それよりも

ライバルよりも美味しいものを

作ろうと必死です

 

しかし

顧客離れは止まりません

 

顧客離れはライバルに商品力で

負けていると勘違いしている

のです

 

しかし依然として

異物混入はゼロになりません

 

顧客離れの要因は

異物混入にあるのです

 

以前からの

異物混入を半分にしたことで

満足してしまったのです

 

そして

とんでもないことが起きます

 

ある日

飲食物にゴ〇〇〇が入って

いたのです

 

それも

よりによって優良顧客のものに

 

そこで

初めて社長は異物混入はゼロに

しなければならないものだと

気づくのです

 

この話は

フィクションではありません

 

以前からその不具合が常態化

されていたので社長はそれに

違和感を感じていなかった

のです

 

頭を打って初めて分かると

言われますがこの場合は

ちょっと打ち過ぎましたね

 

いくら

営業を強化してお客を増やしても

マイナスを無くさない限り自社の

マイナス宣伝をしているのと同じ

ことになります

 

先の事例のように

そのマイナス自体が社長自信では

分からないのです

 

全社一丸で

自社のマイナスを探して

いち早く断ち切りましょう

 

マイナスを無くした後は顧客の

拡大に全力で走りましょう

 

最後までお読みいただきまして

ありがとうございます

 

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