大局着眼・着手小局-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
ある店舗展開するクライアントは
お客様に対する挨拶を実験的に
変更しました
今のところ
一部の店舗で行っています
「いらっしゃいませ」を
「こんにちわ」に変えました
そうしているうちに
最近スタバの話を知りました
スタバでは
アットホームの雰囲気を
出すために
「いらっしゃいませ」ではなく
「こんにちわ」と言うことです
なるほど
お客様との人間関係を築くには
「いらっしゃいませ」では難しい
と感じられたのでしょう
お客様との人間関係を築くのは
戦略ベースでの重要事項です
しかし
そのために企画を立てたり
キャンペーンを行うのは
中小零細企業には負担が
大きいです
そういう意味があって
一部店舗で挨拶の方法を
変更したのです
効果はどうか?
それで大きく売上が増加する
ことは今のところはありません
3か月・半年・1年・3年と
実験する必要があります
また
ベテランの店長はなかなか
実践に協力していただけません
そこで
入社して日の浅い店長さんに
実験のお手伝いをしていただいて
います
現状は悪くないように思います
5月の各店舗の業績をチェック
しました
ベテラン店長の店舗が軒並み
前年対比で売上減少になりました
非常に厳しい状態です
社長様には各店長に目標を
目指してマネジメントをして
もらっています
その結果
「こんにちわ」作戦を行って
いる店舗は大きくは伸びない
のですが
その代わり実践店舗は
昨年の売上を割らずに
若干伸びているのです
二宮金次郎は
「積小為大」(せきしょういだい)
と言われています
うん?
積小為大とは戦略そのもの
なのですね
大きな目で着眼して
手をつけるのは小さな
要点から着手する
戦略的な勘所を押さえる
とやがて大きな変化を
もたらします
そういえば
これに似た言葉があります
小さく生んで
大きく育てる
昔の人は偉い!
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます