単純再生産と拡大再生産-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
最近思うことがあります
企業規模を大きくすることを
望む社長様は多くいらっしゃいます
その反対で
規模の拡大を望まない社長様も
いらっしゃいます
規模を大きくすることを欲深い
と思うことはナンセンスです
しかし
規模を大きくすることだけが
価値の高いわけではありません
企業は製品の生産を行い
その製品は消費されます
経済用語に
拡大再生産(かくだいさいせいさん)と
いう言葉があります
資本主義経済の基礎です
企業は生産・販売により利益を得ます
その利益を資本の一部として蓄積
することによって生産規模を拡大
します
これを拡大再生産と呼びます
拡大再生産は
「資本論」「共産党宣言」の著書で
有名なカール・マルクスの言葉です
マルクスの時代には経済学という
学問がありませんでした
そこで
マルクスは資本主義の基礎理論を
構築しました
その理論に対して批判をぶつける
ことによって当時の資本家に対する
抵抗を行いました
その当時の
資本家は人道を外れていたのでしょう
いや
現在の資本家も一部にはいるかも
しれません
わしゃ
持っとんぞ!という方々です
さて話を戻しますと
拡大再生産の反対用語は
単純再生産です
単純再生産とは利益を資本家の
消費に回すことによって生産規模
が一定規模にとどまることです
企業規模を成長させるのであれば
拡大再生産を行わなければなりませ
出た利益を蓄積する必要があるのです
ところが
生産性をあげ投資家の消費
に利益を回すと企業は成長
しません
当たり前の話ですよね
企業が成長しないのは
社員が働かないからでは
ありません
成長に必要な投資をしない
からです
生産性をあげるための投資を
しないからです
成長するためには
経済の原則である利益の
再投資が必要になります
利益をあげても生産性のない
ものに投資すると拡大はしません
成長するためには利益の再投資が
必要になるのです
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます