道を間違えたら、元の道に帰らなきゃ-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
今日は
ある会社の決算報告会です
社長様は数字を完璧に
把握されています
以前は赤字続きでしたが
最近は連続黒字が続いています
経営は頭で考えている間は
成果は出ません
当たり前の話ですよね
行動を起こさない限り
どんな名案も成果を
出しません
社長様から
ご相談がありました
社長様の悩みは従業員との
人間関係です
もし
社長が間違った方向を従業員に
示した場合にどうするか?
社長は従業員に対して
あなたの事だからあなたが
何とかしなさいと言います
しかし
方向性を決めたのは社長です
真直ぐに進む道が正しい方向で
あれば従業員はその道を走れます
人間は弱い動物です
いくら真面目な人でも生命力が
衰えるとついつい横道にそれて
しまいます
横道にそれてしまったのです
いったん
それた道は元の分岐点に帰らないと
真直ぐの道には戻れません
間違った道から分岐点に戻る時間と
分岐点から改めて進みなおす時間は
2倍も3倍もの時間を要します
しかし時間がかかっても
いったん分岐点からやり直す方が
はるかに近道です
社長は間違った道の先で生じた
従業員さんとの数多くの揉め事に
悩んでおられます
最後には
解決の道が見えたので勇気を出して
そこに向かい合いますとのことです
魔法はありません
対処法では難しいものがあります
自分のやるべき事が見えたら
人は元気になります
社長も
自分のやるべき事が分かったので
元気を出されたようです
経営のテクニックというよりも
考え方の問題です
社長様には
稲盛和夫氏の公式
考え方×熱意×能力の話を
させていただきました
もう一つ
津々浦々の小学校にある
二宮金次郎さんの話です
誰でも知っている方ですが
何をやられたかは誰も知らない
不思議な方です
しかも
あのドラッカーさんが尊敬した
日本人でもあるのです
最近
二宮金次郎さんの本を読んだので
その生き方についてもお話し
させていただきました
考え方が
プラス1ならいいです
しかし
マイナス1なら全てがマイナスです
成果がマイナスのときには
自分の考え方に間違いはないかを
根本に戻って考えることが大事ですね
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます