組織問題はコミュ問題、習慣変更難?-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
私たちの事務所では
毎朝会議を行っています
仕事の進捗度を確認し合います
仕事が間に合わない事態は
締め切り日に突然に生じる
ものではありません
大体において
期限までに監査や仕事が
終わらないのは資料回収の
期限が過ぎているからです
つまり
資料回収の期限が過ぎた段階で
仕事が遅れる確率が高まります
ということは
管理は資料回収期限を確認する
ことが大切です
また
期限には法定期限と所内期限とが
あります
古いベテランは
法定期限に間に合えば良いと
考える方が多いように感じます
古いやり方では
個々人の担当者に20件~30件の
顧問先を渡して法定期限までに
仕事が間に合えばよいとされる
ているのかもしれません
しかし
担当者ベースでの法定期限ギリギリの
仕上がりでは内容の吟味自体が
できにくいのです
したがって
おおたち会計では資料回収の段階から
期限管理を行っています
しかし
古いベテランは昔からの仕事の
やり方のクセが抜け難いのです
長年の習慣は
そう簡単には変わりません
習慣を変えるのは
並大抵ではないのです
ならば
仕組みで期限管理をすること
が大切です
不都合な現実は
うやむやにしたいという欲求が
湧くものです
長年の
習慣は一朝一夕には変更
し難いのです
その朝の会議で
一つの問題が浮かび上がりました
やりたい仕事は抱えてやりたい
そのクセ期限遅れの仕事もやる
必要があります
期限遅れの仕事をどうすれば良いかを
本人に確認すると時間がないとのこと
みんなで
解決案を考えます
そすると
ある社員から〇〇の仕事は
別の人にお願いできませんか?
との声掛けがあります
そうすると
ええまぁ渡せないこともないですが
周りの人は
それなら早くからそうすればいいのに
と思うことでしょう
この会議は
非常に素晴らしいものだったと
考えます
不都合な現実がくっきりと
現れたのです
本人は
言いたくない現実であったかも
しれません
この不都合な現実が
表に出るのは事務所全体の
処理体制を根本から変更したからです
こうすることにより
大切なお客様へのサービス品質が
上がります
知らぬは所長一人では
済まないのです
一人担当制ですと
不都合な現実を覆い隠して
しまうことが簡単にできます
しかし
1社複数人担当体制により仕事の
中味が見えるようになります
後は
不都合な現実をキチンと報告できる
コミュニケーション能力が必要です
というよりは
不都合な現実を聞くには最後まで
辛抱強く聞く姿勢が必要になります
そうやって
日々対策を打っていくことが
PDCAになるのですね
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます