ランチェスター流・社長の考え方を組織に浸透させる方法-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
多くの中小企業の社長様は
会社の考え方を組織に浸透
させることで頭を悩まされて
います
どうすれば
会社の考え方が全社員に
浸透するのだろうか
さて
人が動くためには
5つのプロセスが必要です
1. 知る(しる)
2. 解る(わかる)
3. できる
4. 続ける
5. 習慣となる
この5つプロセスが必要になります
しかし
社長様は
1回既に言ってるだろう?
知っとるのに
なんでやらんのか?
ここでイライラされます
しかし
人が動くには知っている
聞いたことがあるだけでは
動けません
朝礼で
〇〇をお願いします
この一言ではなかなか動いて
もらえません
腰を据えて相手が理解するまで
対話する必要があります
多くの社長様はこの対話に時間を
割かれていない状態があります
また
そんなこと解っていると思っても
実は理解不足の事も多いようです
日本語には
そんな一面があるように思います
我々は〇〇することに価値があるんだ
と演説されます
しかし
価値ってどんな意味なのかを
知らずに話されている方も多いと
感じています
価値ってなんですか?
この質問にバッチリ答えられる
方は1~2割ぐらいでしょうか
これでは付加価値経営を
やろうといっても明確な
行動につながりません
ボヤっとした声掛けは
迷いが増えるだけです
以上が考え方が浸透しない
原因の一つです
もう一つあります
考え方を浸透させるのは成果を
あげることが目的です
しかし
社長様が社員に何回も話をしても
話の内容が浸透しません
これには
影響力の法則が働きます
社長一人が
10人の社員に話をしたときに
その影響力は1÷10=0.1しか
影響力がありません
おまけに
2乗法則というものが働くので
0.1×0.1=0.01まで影響力が
減少します
結局
朝礼が終わっても社長が何を
言われていたのかを忘れて
しまうことになります
まだまだあります
浸透させるためには
まずは一人から始めることです
その一人が社長の考え方を理解し
共感し納得すると10%浸透する
ことになります
そのうえ
社長の伝達する力は200%に
ハネ上がります
社長と理解した社員とで一人ずつ
考え方を伝えていくと
一気に30%の伝達となります
社長と考え方を理解した社員3人の
4人で伝達していくと70%の浸透度
になります
このように
一気に浸透させるのではなく
コツコツと行った方がかえって
早く浸透することになります
もう一つ
ある実行計画を全員が
規律正しく社長のいう通りに
動かないと実行しないことです
人を動かすのは
成果を上げることが目的です
社員が社長の言うことを規律正しく
動くようになることが目的では
ありません
それは
成果を上げるための手段です
手段を目的にしてはいけません
理解をしてくれた人から一緒に
成果を上げる活動を行うことです
そうして
小さな成果をたくさん上げることです
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます