大河ドラマに学ぶ経営の本質2023.03.05-企業の知恵袋

福山市の税理士・社会保険労務士

ビジョン実現パートナーの

大立稔（おおたちみのる）です

会社の数字は

人がつくるもの

普通の社員が

天才の仕事をする仕組みを

つくることが飛躍の一歩です

ビジョン実現パートナーが

社長様とご一緒に

仕組みをつくります

私は毎週日曜日の大河ドラマを

大変に楽しみに見ています

大河ドラマには人間心理を

描くところがたくさんあります

人間は心で感じて動くものです

いわゆる感動することが大河には

多くあります

コンサルの時にもたまに大河を

題材にしてお話しすることも

あります

さて

今日の大河「どうする家康」を

見て素晴らしい言葉がありました

本日のドラマの冒頭で

家臣に対する考え方が

述べられます

家臣に対する考え方は

二つに一つ

一つは

家臣を全面的に信じ切る

これに対して

家康は相手が謀反を起こしたら

何とするか？

答えは

それはそれでもう仕方のない

という考え方です

二つ目の考え方は

謀反の兆し（きざし）ある者は

片端から殺していくこと

背景は

松平家康（徳川家康）が支配する

三河の地で一向一揆が起こります

この一向一揆には

家康の家臣も参加しています

家康の命を狙って家臣が

戦いを挑んでくるのです

家康は最終的には

この一向一揆を和睦で終結

させます

この一揆が終結してしまうと

謀反を起こした家臣は当然に

死罪・打ち首となるでしょう

家康はどうしたか？

謀反を起こした者の罪を

不問にしました

最悪でも

三河の地からの所払い(

ところばらい）です

これは

あくまでもドラマですので

史実であるかどうかは定かでは

ないのでご容赦ください

これを中小零細企業に

なぞらえてみると

一度裏切ったからといって

あるいは裏切るそぶりが

あるからといって幹部を

断罪するとどうなるか？

周りの真面目な社員が次は

自分が疑われて断罪される

と考えると組織は疑心暗鬼

の集団となるでしょう

そもそも

中小零細企業は人もお金も

ないのです

ドラマの中の家康は

家臣を信じ切るということを

選択しました

事実は小説より奇なりで

案外裏切った社員が再び入社し

大きな成果を出すこともあります

謀反の疑いあるものは親族でも

殺していった源頼朝の鎌倉幕府

に比べると

家康の江戸幕府の安定した

幕府運営は大きく進歩したと

言えます

あなたは

社員に裏切られても

社員を信じ切る辛抱強さが

ありますか

最後までお読みいただきまして

ありがとうございます