半沢直樹と組織の実情-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
ドラマ「半沢直樹」は池井戸潤の
小説が原作です
ドラマの最高視聴率は42.2%の
驚異的な数字を出しています
堺雅人扮する半沢直樹は
正義感が強く上司の不正を
暴いていきます
身に迫る危機を突破して
上司乗り越えて最後に
勝利します
世のサラリーマンにとって
日頃の鬱憤(うっぷん)を
晴らします
スーっと胸がすくことでしょう
しかし
小説と現実は大きく違います
現実は企業ドラマのようには
いかないのです
そこが分かっているから
自分にできないことを
やってくれるところに
魅力を感じるのでしょう
しかし現実には
部下が無能な上司を倒し
乗り越えて地位を得ると
いうことは起こりません
ならば部下は
上司に対してどう向き合うと
よいのでしょうか
例えば
自分が昇進したければ
上司を昇進させることが
必要となります
いつまでも
昇進しない上司は鍋蓋(なべぶた)
上司と言われます
鍋蓋のように部下の才能を
閉じ込めてしまうのです
そんな中でも
昇進し出世するものは
いるものです
昇進するには2つの
ネックがあります
ひとつは
部下が成果をあげるには
上司に活用されて初めて
自らの貢献が生かされます
いくら自分が有能だ・優秀だと
言っても上司が自分を活用しない
限り実力を出すことはできません
部下は上司に認めてもらって
初めて自分の力を発揮する
ことができます
ある経営者の方は
営業部の上司に才能を嫌われて
故意に不遇の身に置かれたと
言われます
その方は
誰がやっても成果のあがらない
顧客を担当させられたのです
しかしそれでも
新たに
新規顧客を自分で開拓して
何とかNo.1の成果をあげた
ということです
しかしそれは
ケースバイケースでしょう
2つ目のネックは
上司が昇進しなければ
自分の昇進ができません
これには
上司が成果をあげられるよう
自らが部下として上司を活用
することが必要になります
上司の最も得意な分野で
上司が成果を上げられるように
活動を行う必要があります
上司がああだから自分は
不遇だという考え方では
問題は解決できません
自分を幸せにできるのは
自分しかいません
自分が部下として上司を
いかに活用するかを
考えることです
優秀な上司や昇進の早い
上司を持つことに越した
ことはありません
でも現実は
そうではないことが多いのです
そのために
上司の強みは何かを考えて
得意なことを行えるようにして
自分の成果を上げることが必要です
ゆえに
上司は部下の強みを考え
部下も上司の強みを考えて
相互に活用することが理想です
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます