会社の人間関係が良いことの根拠は?-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
ある社長様からの相談です
会社の人間関係が良くなる
ように指導して欲しいという
内容です
その会社では
社長や同僚の悪口が陰で
横行している状態とのこと
社長は配送係の方に
営業をやって欲しいと
考えていらっしゃいます
配送係は20人です
そして皆さん女性の
パートさんです
女性のパートさんは
家庭の事と会社の事で
とてもお忙しいです
そこを無理を言って
配送のパートさんに営業を
お願いすることになりました
社員面談を行います
面談では予想通りに苦情が
出てきます
会社の雰囲気は良くない
ということは分かりました
しかし
面談でいつも感じることは
社員の皆さんはとても真面目で
やる気をお持ちです
面談後に
配送係の方と営業会議を
行うことになりました
最初の会議では
全員が参加してくれました
しかし
2回目以降は10人前後です
それでも10人前後の方と
販売を増やすための会議を
継続します
考えては行動し
行動したことを反省して
次のアクションを考えます
そのサイクルが形になり
実現可能は営業戦略が
できてくるようになると
再び20人全員が
営業会議に参加されるように
なりました
提案も素晴らしい
意見を出してくれます
ワイワイがやがや式で
議論を進めていきます
しかし
まだまだ一部の人たちの
「営業は社長の仕事じゃのに
何で私らがやらんといけんの?」
と言う声が社長の耳に入ってきます
社長としては本当の人間関係が
できていないからそんな声が
あがってくると思われたのです
だから人間関係がまだ足りない
と思われています
人間関係という言葉が一人歩き
している状態です
社長としては社員がお互いに
仲良しにならないといけないと
思われているのでしょう
しかし
人間には相性もあります
全員が全員と仲良しになる
必要はありません
人間関係を良くするとは
お互いが会社の成果を
あげるために協力し合う
関係になるということです
お互いに成果をあげることに
協力し合う
それが人間関係が良い状態と
いうことです
人間関係を良くすることは
目的ではありません
会社の成果をあげるための
条件なのです
ですから
人間関係が良い状態とは
一致団結した状態です
全員が全員と仲良しになる
ことではありません
一致団結とは
チームが生産的な状態に
なるということです
つまり
会社の成果があがった時が
人間関係が良い状態とも
言えます
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます