職人さんがエグゼクティブになる日-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
会社の組織は
職能組織でできています
職能組織とは
組織を会社の機能ごとに
分けた組織です
会社の機能には
営業・購買・製造・人事
・経理機能です
会社は
材料を仕入れて商品を作り
販売してお客様を増やして
維持して利益を作ります
そして
人と組織をマネジメントし
お金の計算をします
これらの
仕事の得意な人を雇って
経営をします
いわば
会社に勤務する人は皆何かの
専門家的な役割があります
いわば
それぞれが職人の世界で
活動していると言えます
しかし
全体は最高の職人を集めてきても
最高のパフォーマンスを出せる
わけではありません
野球でも
スーパースターを集めれば
優勝できるかと言えば
そうではありません
チームワークが大切になります
各専門家職人に会社全体の
ことを考えてもらうことは
結構むずかしい話です
各職人は
会社の全体を知る必要が
あります
各職人は
他部門の職人のことを
知る必要があります
各職人は
自分の仕事を専門用語を
使わずに理解してもらう
必要があります
ある職人の知恵を他の職人の
知恵と融合して会社発展の
知恵に合わせる必要があります
ある会社の話です
営業企画部門の担当者は言います
「商品は売れてなんぼよ」と
そこで行われていたのは
商品を値引きして早めに
売りさばかれていました
これは絶対に売れると思われる
商品さえも低価格にして売って
いたのです
なぜ
そんなことが起きているのか?
その会社は
消化率という指標で業績を
測っていました
消化率とは
製造した商品数のうち売れた
商品数の占める率のことです
しかし
必要な限界利益を得られなく
ても消化率という指標は高く
なってしてしまうものです
消化率があがって
会社は青色吐息という
ことになります
本当に必要な指標は
限界利益額です
会社に貢献するのは
限界利益額という指標が
最重要です
営業企画担当は
限界利益を積み上げていく
ことに興味はありません
いままで
消化率の高いものを作るという
ことにその部門の考え方が
固定化されてしまっているのです
そして
会社全体もその運営に沿って
動いているのです
営業企画部が会社に貢献する
ための指標は限界利益です
限界利益をあげるために
どのような活動・価格政策を
とるかが会社全体に貢献する
活動です
各職人には
会社の成果を出すための方針に
沿って知恵を出してもらう
必要があります
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます