経営で一番時間をとる必要なあること-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
現代の経営は
社員を通じて行う
組織経営が大半です
組織経営は
組織を通じて成果を出す
ことが大事になります
組織経営によるメリットは
1人+1人=3人以上の効果を
出せることです
その反対に
組織経営のデメリットは
1人+1人=1人以下の効果を
出してしまうことです
組織は
人数が増えれば増えるほど
雑事は増えていきます
人は
その会社にピッタリと
適合するように生まれてきません
会社の目的に合わせて
社員の教育・訓練が
必要になってきます
その前に
なぜその教育・訓練が必要か
を時間をとって説明・対話する
必要があります
最初に目的とルールを周知
しなければ後から発生する
問題現象が倍増します
コミュニケーションをじっくり
行う必要があります
組織の目的を達成するためには
社員の貢献が必要です
社員に貢献してもらうためにも
コミュニケーションが必要です
さてコミュニケーションとは
何でしょうか
コミュニケーションとは
意思疎通・伝達のことです
コミュニケーションは
肉体の神経組織の機能の
役割を持ちます
神経組織は人間の肉体の
内部にあります
耳がかゆいと思えば手が勝手に
耳に到達してあっという間に
かいてくれます
背中がかゆければ
孫の手を使ってあっという間に
かいてくれます
しかし
組織の中の神経である
コミュニケーションは
そうは行きません
部下に仕事を依頼するには
何のために・何を・どのように
・いつまでにを時間をかけて
伝える必要があります
適当に伝えたことは
適当な仕事の結果として
返ってくるでしょう
綿密に打ち合わせた仕事は
精度が高い状態で返って
くるでしょう
ときには
期待したものとは全く
別物の状態で返ってくる
こともあるでしょう
何が原因か?
原因というよりは
キチンと相手に伝達できたか
どうかを判断できるのは誰か?
を知る必要があります
発信側か?
受信側か?
間違いなく
発信側しか確認のしようが
ありません
ですから
伝達の責任は発信側に
あります
受信側に
分からないのであれば
伝達時に分からない事を
聞いてくれということも
あるでしょう
しかし
伝達の責任は伝達側に
あるのです
正確に仕事をしてもらうには
正確に情報を伝達する必要が
あります
伝達のためには
多くの情報・対話・指導などの
時間が必要となります
あらゆる組織が
仕事と人間関係の複雑性の
うえに成り立っています
人事の問題も人間関係の
問題と重なり複雑です
人事は拙速に決定すると
後から大きな問題に発展して
しまいます
必要な人材がいなくなります
ハライセ人事しても無駄です
ますます
社員の貢献意欲を削ぎ落します
人間の病気のほとんどは
神経系統と血管系統から
生じます
会社も同様に
血管は資金の不具合
神経は伝達の不具合として
重大なマイナスをもたらします
経営者の時間は
コミュニケーションに
吸い取られます
しかし
コミュニケーションの時間を
惜しむと途端に組織は機能不全に
陥っていきます
機能不全に陥って生産性が
極端に悪くなります
これを機会損失と言います
本来手に入れられる付加価値は
とても大きいものです
しかし
これが見えないと損失を認識
することができません
むしろ
目の前の少しの損失に
気を取られ過ぎています
こうして
会社は赤字となります
コミュニケーションの時間を
ケチるところに
会社の生産性を悪化させる
原因があります
そして
その赤字を埋めるために
また時間の浪費が始まります
コミュニケーションの時間を
キチンと取ることにより会社は
健全成長の勢いを取り戻します
コミュニケーションに
多くの時間投資が必要です
この投資を惜しんで
問題の火消しに時間を取られる
会社は多いです
コミュニケーションの
時間が必要なのです
たいていは
コミュニケーションの時間が
あまりにも不足しているのです
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます