お問い合せ
経営感覚とはとどのつまりセンスなのです-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔（おおたちみのる）です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
経営は論理か感覚か？
経営は論理性あるいは合理性と
言われる方は多いです
確かに
感覚的になって行った投資は
失敗が多いようです
それをもって
感覚や感性を経営から除外
することは的外れと考えます
合理性で行う経営は良い面も
あれば悪い面もあります
合理性は
判断材料が全て揃った
状態で行うものです
ですから
材料が100％揃わないと
判断はできません
しかし
現代でも全てが科学的に
証明されたことは少ない
と思います
江戸時代の人々で飛行機が
できると判断できる人は
いないと思います
飛行機ができると判断
できるには
目の前に実物がある
航空力学論が存在する
たまたま飛べた人がいる
何かの判断材料がないと
判断はできないのです
逆に根拠がないから
飛行機はできないとも
言い切れません
例えば
お化けは見えない
だからいないと言えるか？
お化けがいないと言えるのは
いないことを証明したときに
しか言えないことです
合理的な考えだけでは
飛行機は発明されなかった
のです
合理主義の落とし穴は
全てが根拠のあること
ばかりでないことです
全ての情報が科学的に
明らかにされていれば
合理主義のみの経営でも
良いでしょう
しかし
経営環境の変化は数字で
現れた時には既に遅いと
言われています
数字で現れる前には
何がしかの予兆が
あります
その予兆は知覚するしか
ないのです
知覚とは
人間の感覚器官で得た
第1次情報があります
この感覚情報は人の頭を
通してフィルターに
かけられます
知識として知っている事か
そうでないか
価値があるかあるいは
価値があるかも知れないか
価値がありそうなことを
知覚します
知覚した後は
それは求めていたものか
そうでないかを比較します
そのプロセスを通じて
お宝情報とカス情報に
分けられます
人は強い願望を持つことで
この知覚システムを磨き
情報を集めることができます
強い願望がなかったら
鉄の塊が空を飛び
鉄の船が水に浮かぶ
ことはないのです
AIが願望を持つことが
できれば人間の出番は
なくなるでしょう
しかし
今のところ願望を持つことは
人間にしかできないと思います
そして
願望は時代を経ることで
変化していきます
AIは
チョンマゲに価値を
感じることができるか？
AIは
それ自身が欲求を
持つことができるか？
AIは
人の個性のように
多様性を持てるか？
私には分かりませんが
少なくとも我々は
人としての
向上を図ることが大事で
あると思います
ただし
資金的な合理性を外れての
投資は
これをバクチと言います
いったん市場から消えれば
経営センスもヘッタクレも
ありません
投資とバクチの違いには
気をつけましょう
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます