灯台下暗し-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
今日は瀬戸田に遊びに行きました
そこで感じたことです
灯台下暗し(とうだいもとくらし)
人は身近なことには
案外気づかないものです
福山市で39年暮らしていますが
生まれは尾道市瀬戸田町です
市町村合併の前は
豊田郡瀬戸田町でした
瀬戸田町は生口島(いくちじま)
と高根島(こうねじま)の
2つの島からなります
さて
生口島がなぜ生口島と呼ばれるか
知りませんでした
そこで
調べてみました
複数の説があります
魏志倭人伝の生口(せいこう)論
神武天皇にまつわる生石神社が
なまって「いくち」論
神を祀る島だから「いくち」論
発音は「いくち」ですが
漢字は「生口」です
支配者は
源頼朝に仕えていた
土肥実平(どいさねひら)の
子孫です
その子土肥遠平(どいとおひら)が
安芸沼田荘の地頭となり
土肥遠平の子
土肥守平(どいもりひら)が
生口島の地頭になりました
そして
名前を生口守平(いくちもりひら)
と生口を名乗りました
生口一族によって
1432年に国宝向上寺三重塔が
建立されました
正直に
今まで知りませんでした
中学生の頃に潮音山に登り
向上寺三重塔を写生しましたが
全く意識外でした
ちなみに
土肥遠平氏はあの小早川氏の
祖になります
そんな歴史ロマンあふれる
話があるなんて夢にも思って
いませんでした
でも
こんな事って結構ありますね
身近な人たちの事を
案外知らずに過ごして
いませんか
一緒に働いている人の
生活・置かれている状態
案外知らないことが
ありそうです
なぜでしょうか
きっと思い込みに
あるのでしょう
童話「青い鳥」があります
青い鳥(幸せ)は実は身近な
ところにあったという話です
人間はつい身近なものを
軽く見てしまうクセが
あるように思います
このクセが思い込みに
なるのでしょう
論語に
近き者説び(よろこび)
遠き者来る(きたる)と
あります
近き者の悦ぶ経営を行うと
その名声を聞いて遠くから
人財が集まるかもしれません
身近な社員の声を聞いて
その人となりを知り
悦ぶ経営を行うことが
大事になりそうです
”灯台下暗し””とは
何ともったいない話では
ありませんか
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます