バルタン星人に学ぶ組織が一体になる方法-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが初めの一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
われわれは宇宙人だ
若い人は何のこと?と
思われるでしょう
円谷プロダクション制作の
「ウルトラマン」に出てくる
バルタン星人のセリフです
面相はセミに似ていて
ザリガニのようなハサミを
持っています
このバルタン星人が
「フォッフォフォわれわれは
宇宙人だ」と言います
子どもの頃に
喉を手でたたきながら
物真似したものです
バルタン星人は地球人に
自分たちは宇宙人だと
言いますが
よく考えてみると
われわれ地球人も実は
宇宙人でもあるのです
宇宙人が宇宙人に
俺は宇宙人だと主張しても
意味ないぞと思ったりしました
今日
話したいことはそちらではなく
“われわれは”という言葉です
この言葉を使った瞬間に
バルタン星人は一バルタン星人
ではなく
バルタン星の全員の言葉として
聞こえてきます
経営者の方がよく仰います
社員さんには組織の一員として
何事も自分事と捉えて働いて
欲しいということです
経営者は集団を目的地へ運ぶ
役割があります
会社の理念・ミッションや
ビジョンを話すときに
私はこうしたいんだと
一人称で話されて
いないでしょうか
ちょっと聞き比べを
してみてください
社長様が
① 私は業界の未来を作りたい
と言われたときと
② われわれは業界の未来を
作っていくのだと
言われたときに
どちらがより当事者意識が
高まるでしょうか
②でしょうね
①を聞いた時には
へぇー
社長はそうしたいんですね
と思ってしまいそうです
気づきますと
随分損をしていますね
過去から
われわれ・私たちという
言葉を使っていたら私たちの
意識はかなり変わりそうですね
これからは
われわれはという言葉を
使うようにしようと思います
しかし
ミッション・ビジョンに
納得がないのに
われわれは○○を目指す
といきなり言うと気が引けます
まずは
会社全体で合意が取れてやっと
“われわれ”と言えそうです
もう一つ壁があります
われわれという言葉を
使うことは馴れていないので
使いそびれてしまいそうです
使いそびれないように
“われわれは”の言葉を
習慣づけることが大事です
経営者の能力は誰でも
持つことができます
しかし
その能力は習慣として
持つことが必要です
私は思うではなく
われわれは○○する
を習慣にしましょう
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます