経営の先行きを読む能力を伸ばす方法-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが初めの一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
中小零細企業は
経営の先行きを読む力が
強くありません
しかし
この能力を伸ばさない限り
未来はありません
では
どうすれば伸びるでしょうか?
答えは
割と簡単です
未来を予想する訓練を
するしかありません
そのときに
重要なことがあります
それは
予想した未来は書き留めて
おくということです
書いておかないと
予想した未来になっているか
どうかは比較できません
あるクライアントさんとの
1年前の話です
月商300万円で赤字となっています
定期売上が300万円です
まず利益を出すための目標値を
計算します
損益分岐点売上は400万円です
(そんえきぶんきてんうりあげ)
損益分岐点売上とは
利益が±0、
損益がトントンとなる
売上高のことです
社長様にお伺いしました
半年後にどれくらいの
売上高にしたいですか?
社長様は
売上高を最低500万円に
したいです
売上高の内訳は
どうなりますか?
定期売上が400万円で
スポット売上が100万円です
なるほど
2つの売上高の営業方法は
全く違いますのでそれぞれに
手を打っていきましょうね
ということで
定期売上高について
どのようにあげましょうか?
社長様とご相談の上
売上があがるための対策を
つくっていきます
そのかいがあってか
定期売上高は徐々に上がって
いきます
半年目には400万円に達し
その後少し下がっては
上がるという状況です
ここ4か月間は
連続して400万円をキープ
するようになりました
さて
スポット売上が大変です
スポット売上はお客様から依頼が
あったときに把握できます
しかしながら
お客様は依頼する前から
仕事を持っています
そこで
お客様にご機嫌伺いで
連絡を定期的にとることに
なりました
社長様は
コロナだからどこも仕事を
出すわけがないと仰って
いました
しかし
受注先が持っている仕事の
在庫を確認しましょうと
いうことで納得されました
業績先行管理表を作ってもらい
未来の瀬在的な仕事の情報を
取っていただきました
社長様は
その表を作って未来の仕事
一覧が確認できます
どの月の売上が足りて
どの月に利益が出るかが
明確になります
仕事情報の一覧ができると
社長様は手の打ち方が
一目瞭然に分かるとのことです
これにより
スポット売上が安定的に
上がるようになりました
直近3か月では
500万円の売上をクリアして
毎月70万円の経常利益が
出せるようになりました
これら一連の流れは
先行きを見る目を養うことに
繋がります
これを業績先行管理と言います
お知りになられたい方は
ご連絡をお待ちしております
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます